カスタマイズ　その１　フォグランプ設定

車両の機能設定変更の事をカスタマイズと呼んでいます。

ユーザーでもマルチインフォメーション画面より、ある程度のカスタマイズは出来ますが、故障診断機（MUT-3SE）を使わないと変更出来ない設定も幾つか存在します。



今回、故障診断機を借りたついでに設定変更した項目を幾つかご紹介したいと思います。

最初に紹介するのは、フォグランプスイッチです。

ライトスイッチがAUTOの位置でフォグランプスイッチをＯＮにしたとき、照度に関係なくフォグランプ及びテールランプ、ヘッドランプを点灯するように変更できます（オートライトコントロール付車）

ekは法改正により、ヘッドランプＯＦＦスイッチが無くなっています。

アダプティブLEDヘッドライトは周囲の明るさに対して自動点灯しますが、日産基準で設計されたekは、ライト点灯のタイミングが、体感では三菱車よりかなり明るい時から点灯するなと違和感を感じました。

そこで、AUTOヘッドライトの設定は、感度を一番落としています。（それでもまだ早いと思っていますが、あきらめました）

又、これまでのAUTOヘッドランプは、夕暮れ時に先ず車幅灯が点灯し、更に暗くなるとヘッドランプが点灯していましたが、この車両では、車幅灯だけは点灯しないで、いきなりヘッドランプが点灯します。

これも点灯感度に馴染めない所なのかもしれません。

そして標準設定では、AUTOの位置では、フォグランプスイッチをONしても周囲が明るいとフォグを強制点灯させる事が出来ません。

次に雨天時。

雨天は昼間でも、私は周囲からの視認される為フォグランプを点灯しています。

雨天時にワイパーが4回作動すると周囲が明るくてもヘッドランプがONになる機能が有るのですが、ワイパーを間欠にする必要も無い位の降り方の時は、AUTOの位置では、ヘッドランプが点灯して欲しいなと思っても、まだ明るいと車両が判断している場合があります。

フォグを点灯させたい時は、手動でライトスイッチを1段回してスモールON、その後フォグスイッチをONにして、2段階操作をして点灯させてやる必要がありました。

今回の設定で、フォグランプスイッチを1回捻るだけで、周囲の明るさに関係無く、強制的にフォグとテールが点灯するようになりました。（ヘッドランプも同時に点灯してしまいます）

フォグスイッチをON、ヘッドランプスイッチをスモール位置にすると、ヘッドランプは点灯させず、フォグのみ点灯させることができます。

ONEアクションでフォグランプ点灯させられるようになり、自己満足しました。