インターネットは

世の中を便利にしてくれる道具ですが、その半面において人間を激しくダメにしてしまっています。

特に「やほお○○袋」とか「OKなんちゃら」に代表される質問系掲示板。
アレを見てるとひどいですね。

バイクのキャブレターの整備方法を教えてとか目茶苦茶多いです。

ひどいのは『最近、加速が鈍いです。キャブレターでしょうか？』
なぜ加速が鈍いとキャブなのか？と逆に質問したいくらいです。

それとか、『超初心者です。ブレーキのエア抜きの方法を教えてください』
オイオイ、超初心者がテキスト文だけで保安部品いじるなよ。

これってね、HPなんかでDIY風景を写真付きで載せるじゃないですか。
そのアップした人の技量とかDIY歴とか無視して、『一般の素人でも出来るんだ』くらいの感覚で質問してきてると思うんですよね。

ただ、一言だけ言っておく！

DIYでいじれる人間て言うのはそれなりに授業料を支払ってきたからいじれるようになっただけのこと。授業料を払うというのは本屋で整備系の本を買ってきて独学で作業したり、工賃払って作業してもらうときに邪魔にならない程度に見学させてもらったり、親しい先輩に作業を手伝ってもらったり、とにかく時間と金と人間関係をフル活用するということ。

掲示板に書き込んで帰ってくる回答のみで作業できるのは知識と経験のある人間だけですからね。

それと、その手の掲示板でよくあるのが『エンジンをかける』を『エンジンをつける』という表現ですね。それと『バッテリーに寿命がくる』を『バッテリーが切れる』と表現するのもあります。

普通にお店に出かけて行って質問したら一言一句に対して訂正が入りまくるであろうことは間違いないです。本来なら、そういう会話の中できちんとした単語の使い方を覚えていくモノなんでしょうが、ネット上のやり取りでそこまで訂正してあげるのも面倒だし放置して他の人間がまねていくから、余計に氾濫するのかな？

まぁ、ここみんカラ上では間違っても『エンジンをつける』なんて表現はないと信じたいものですね。