商業的に成立するならお構いなしですか・・・

近年、ヨコモのドリフトパッケージを中心としてラジコンでのドリフトが人気を博しています。
まぁ、これも一部のマニアの間から発祥してきた分野なのではあるのでしょうけどね。

そのラジドリも駆動方式が４WDということもあって実際のD1車両と違ってカウンターを派手に決められないということがありました。

そこで、また一部の熱狂的マニアの中からフロントよりリアをたくさん回転させることでリアが常にフロントを追い越そうとする状態を作り出してFR車両と同じようなフルカウンターでのドリフトをさせるような改造が出てきました。

これが俗に言うところの『ケツカキ』とか『カウンタードリ』ってヤツです。

このケツカキがメディアで取り上げられ始めると爆発的に大流行。
ケツカキ仕様は他車種からのパーツ流用と加工で作り上げられる地道な改造が必要なのですが・・・・

パーツメーカーがそこに目をつけて専用部品として売り出したら、これがまた大ヒット！

どんどんメジャーメーカーが乗り出してきました。

TA05用としてはアクティブが現在のところ独占しているような感じですが、9月にはスクエアも参戦してくる模様。

スクエアのキットをTA05に組み込んだだけで前後差１８３％、ver.2に組んだとしても163%。

地方在住の人には朗報かもしれませんが、素人の個人的な趣味から発生してきた分野を横取りする形での販売。そこに企業努力というモノは一切無し。素人作業のツメの甘さを企業の力（金）であっさり解決して専用品として売り出す。

こういう商法、個人的には好きになれませんね。