これで中小企業の待遇が改善すればよいのだけれど

この記事は、自動車メーカー工場の稼働延期、続々について書いています。

いくらメーカーのデッカイ頑丈な組み立て工場が生きてても、小さな部品を供給する中小零細企業の町工場が打撃を受けてたり計画停電の影響で稼働効率が落ちたらにっちもさっちもいかない状態になるという日本の工業会の図式が浮き彫りになっちゃいましたね。

メーカーもリーマンショック以降発注を止めていた工場に仕事を回そうにも、既に倒産して無くなっていたり、別の取引先を開拓して生き残ってそっちで手いっぱいだったたりで発注しようにも受注してくれるところがなくて困っているかもしれないですね。

景気がいい時は『父ちゃん、母ちゃん、あんちゃん』の町工場でさえ協力企業と呼んで持ちあげといて、景気が傾いたら『仕事の切れ目が縁の切れ目』と言わんばかりの尻尾切り。

協力企業と呼ぶなら大メーカーとその正社員だけ（コレ重要なポイント）が潤うような利益独り占め体制を廃止して、いざというときに協力してもらえるように常日頃から協力企業にも正当に利益を分配して行くように社会構造を見直すターニングポイントになればいいなと思いますね。

そうすれば、蹴活中の学生さんも安心して中小企業を選んで行けるはずですものね。
そして地方の中小企業の悲しくなるような低賃金や都会の好景気が嘘のような万年不景気も少しは解消されるかもしれません。