スイフトでジムカーナ初体験

6月16日に大阪市の舞洲スポーツアイランドでオサムファクトリー主催のジムカーナ練習会に参加してきました。

MARS号はモンスタースポーツのジムカーナスペック（PN2規定）のコンペティションコンプリートをベースにマフラー、タービン、ECUを変更した車両。

それをさらにボルトオンパーツでボディー補強を加えています。

そんな車ですから、ジムカーナで使って初めて評価できるっていうものでしょう。

とはいってもジムカーナなんてやったことのない人間が扱いきれるの？

そんな不安もありましたが・・・

結論から言うと全く問題ありませんでした。
タイム的には課題しかありませんが、車がしっかりしているのでブレーキングやラインどりを見直せば一気にタイムを縮めることができる車だということがわかりました。

パワーについては理論上190馬力出ているので本気でゼロ発信加速すると235/45R17のフロントタイヤでさえ軽くホイールスピンするくらいにパワー出てます。

ただ、レブリミットが低いのですぐにレブ当たってしまうのでストレート区間が長いとシフトチェンジが忙しくなる感じです。3速で吹けきるけど4速に上げるとすぐにシフトダウンしなくちゃならないとか言う感じです。

タイヤについてはあのサイズの車にしては反則気味なフロントタイヤ使ってます。
有名ショップやメーカーのデモ車でさえ使うことの少ない235/45R17のダンロップZ3。
磐田の某店長が
『本気でタイム出しに行くなら235/45R17だよ』
の言葉に乗せられて投入しましたが、さすがにプロの意見は偉大でした。
納車時につけられていた男前なキャンバーもいい感じでマッチしてコーナーでのグリップ不足を感じることは全くありませんでした。

リアは一般的な215/40R17です。多くのデモ車で採用されているサイズのダンロップZ3です。

デフもATSの55度使用のメタルLSDを入れているのでタイトターンでもガンガンアクセル踏んでパワーかけてもアンダーが出ることなく鼻先がハンドル切った分だけインに入って行ってくれました。


ランサーからの乗り換えということもあってパワーに体が追い付かないということはありませんが、もっと使いこなせるようになれば一気にタイムアップできるなという手ごたえはありました。

それと、直前で投入したVSCCの効果も体感できました。タイトターンでもリアに変なブレーキがかかることもなく凄く自然に走らせることができました。
こりゃ、品薄になるのも仕方ないなあと思いました。

今回のジムカーナで車自体の完成度が十分に分かったので、しばらくはメンテナンスと走行会に予算をつぎ込んでいきたいと思います。

自分でパーツをチョイスしてセッティングを詰めていくのもありですが、最初から完成されたパッケージングの車を自分の好みに合わせて微調整をして走らせるのもありだと実感した一日でした。