MARSのブログ一覧

一昨日の朝、ブチギレメール配信して1日経過した昨日の朝たくさんのメールが入りました。

てっきり、お叱りのメールかと思ったら・・・・



MARS君、それは一大事だ！
よく現場を見てそれを教えてくれた、そういう意見が出てきて逆にうれしいよ
これは全社的な問題として認識しなくては対応できるものじゃないな
よし、それならそれで基礎教育のところから見直そうじゃないか
我々も日本から援護するから思う存分やってくれ

でも、本来の仕事も忘れないでね。


こんな感じの激励のメールの数々にMARS朝から涙腺が緩みました。

事業部長からは直々にスカイプでエールまでいただきました。
テレビ会議でも部長クラスから
「MARS君、元気か？もう大丈夫か？」
などと温かい言葉までかけていただきました。

MARSはとても良い会社に雇ってもらえたのかもしれません。
毎朝唱和している社訓がそのまま生かされている会社だということが身に染みました。

昨日も帰宅後月曜日の講義用の資料を作成に取り掛かり、今朝も実際に時間を見ながら話す内容を精査して何とかまとまりました。

通訳を介しての講義なので、できるだけ短文で難しい単語の羅列にならないようにするのに苦労しました。

そこは、過去に中国人留学生を現場で指導していた経験が生きているのかよくわかりませんが、一般的な技術屋さんの書く文章よりは簡潔にまとめられたと思います。

チョット気分転換に散歩に行って帰ってきたら、もう一度原稿の見直しですね。

今朝、会社でブチギレました。

そもそも発端は昨日の会議なんですけどね。

新規内製化のための立ち上げで中国の工場に来ているわけですが・・・・


まあ、何ともひどいもんです。
今まで技術指導という名目で何人もの技術者が何度も渡航しているはずなんですが、無法地帯もいいところ。
日本の生産現場で同じことやってたら、責任者がすっ飛んできてこんこんと説教1時間コースものです。

そういう実態を知らないで言いたい放題言われまして、腹の奥がムカムカして夜もあまり食べられず寝付けず朝も食べられず・・・・


会社についてPC立ち上げるなりブチギレメールを関係各位に一斉送信してしまいました。

内容的には中国の現状をありのまま伝えて、
どうしてこんなことになっているのか？
誰がこんなになるまで放っておいたのか？
知らなかったじゃ済まさないんだから、ﾌﾟｽｺﾌﾟﾝ!
こんな状況でどんな立派な計画立てたって結果なんて出せるはずない。

今までに十分な技術指導を行ってきているものと思って、やり方に多少違和感があっても新参者が口をはさむまいと思って黙っていたけどまともに技術指導をしてきたかどうかも正直疑わしくなってきたんですけどぉ？
そりゃ、日本で簡単に作れるものが中国で半年たったって作れないのはあ・た・り・ま・え、当たり前。

そのツケを入社してから初渡航した人間に丸投げするつもりじゃないでしょうね？
そんなの許さないんだからねっ！

ついでに言わせてもらえば、こういった状況の改善ができるまでは計画の進行は20000％ありえないから。

などなど思いっきり担架きってしまいました。


午後からお詫びのメールは一応入れるだけ入れましたが、明日の午前の会議のことを考えると恐ろしい限りです。
取締役を含む部課長クラスを５～６人一気に向こうに回しちゃいましたからね。
超背水の陣です。
結果を出せばスーパーヒーロー誕生、出せなければ試用期間の満了で契約終了もあり得ます。
まさに中国に骨をうずめるくらいの覚悟でかからなくてはならないようです。

そして、ブーメラン的に来週の月曜の朝一で中国人スタッフに対してMARSの技術講義を行うことになってしまいました。

まぁ、MARSさんは元教育者で現役の技術屋さんなので、普通の技術屋さんと違って講義の類は得意分野だからいいんですけどね。
とりあえず今週末は講義の資料作りでつぶれることは確定しました。

通訳交えて1時間の教室なので実質40分弱の内容での講座ですね。

さて、言いたいことはいろいろあるけど何について語りましょうかね。

中国の街中を歩いてて、パーツメーカーのロゴステッカーを貼っている車を目にすることが多いのは昼間のブログに書いた通りです。

でも、その車のほとんどが単なるステッカーチューンぽいです。
しかも、日本のパーツメーカーのロゴが本当に多いです。

中にはとりあえずジャパンブランドだからという理由でチョイスされたようなステッカーチューンも見受けられます。

確実に中国の自動車メーカーなのにTRDのステッカーとか日本車のメーカーロゴが堂々と入ったハチマキを貼ってたりとかも見かけます。

中国でこうなのですからアジア圏での自動車のジャパンブランドの魅力というものはまだまだ健在なのでｙしょうね。
そりゃ、国内で売れない車作るよりアジア圏で人気の出そうな車作りに各メーカーが力を入れるのもなんとなく頷けるような気もしますね。

リーマンブラザーズショックのあおりを受けて、前の会社をリストラされました。
あれからもう5年経ちました。

リストラされた直後はもう全部が終わったと思いました。

リストラされて仕事が見つからない毎日を過ごしている間は何日かに一回くらいの割合でいつどのタイミングでどこで自殺するかを考えていました。

ひどいときはほぼ毎日死にたいと思っていました。

ショッピングセンターの駐車場に通じる吹き抜けの一番上からセンターロビーに向かって、政治や前の会社への恨み言を散々書き連ねた遺書を抱えて飛び降りてやろうかなどとも考えました。


でもまぁ、死ななくてよかったなと思います。

ホント、あの時まさか日本と中国を行き来して技術指導する立場になるなんて考えることなんてできませんでしたもんね。

２００8年11月11日

この屈辱の日を忘れることは当分ないと思います。
世間がポッキープリッツの日と騒がしくなるたびに強制的に思い出させられることでしょう。

この間知った中国の作業者の平均的な賃金と自分の給料の主な出所、そして人生の中で最大のトラウマとなった日・・・

いろいろ考えてしまった日曜日の夕方でした。

11月なのに雨が降ると蒸し暑いです。

今日も10分歩けばTシャツはしっとり系なMARSです。

昨日の予告通りイオンに凸撃してきました。

歩いていくとちょっとばかり距離がありますが、運動と思えばそんなにつらくないです。

道中は駐車中の車の観察をしながらなので、帰ってきてから自分がどれだけ歩いたかにびっくりしてしまうんですけどね。


広東省東莞市の車事情について気づいたことをチラホラ書いていくとしましょう。

中国に来てから思うのは90年代初頭の日本から軽自動車と純粋なスポーツカーを差し引いたような感じですね。

とにかく目につくのはセダンタイプの車が多いということです。
アジア圏専用ホンダシティのような小排気量クラス（さらに言えば日本でいうところのデミオのマツダ２にセダンが存在してて驚いた）から３０００ｃｃ超までとにかくセダンタイプのオンパレードです。
なぜここでセダンタイプという言葉を使っているかって言うと、日本で言うクラウンのような純粋なセダンだけでなくスポーツパッケージの4枚ドアが意外に多いんですよ。
日本車で言えばシビックとかランサー（日本名ギャランフォルティス）のようなクラスですね。
それと、トヨタのREIZ（日本名マークX）のようなスポーティセダンが結構人気があるみたいですね。
意外にカムリも多いです。
あとは1500ccまでのハッチバック系ですね。FITにYARIS（日本名vits）はよく目にします。
SUVやミニバンクラスはほとんど見ません。

そして90年代の日本と比喩するのはちょっとお金のある人はとりあえずBMWやアウディあたりを乗りまわし、さらにお金のある人はベンツやレクサスを乗り回しているところらへんに日本のバブル期をほうふつとさせる何かがあるんですよね。

それと若者の車にはフロントドアパネルのドアミラー下あたりにパーツメーカーロゴのステッカーを貼ったり、バイナルグラフィックを施したりしている車もちらほら見かけます。

でも、全体に共通して言えるのは車を持っていることが既にステータスなようです。
車高を落としたり社外パーツを付けたりしている車は稀有な存在です。
ほぼ全車がノーマル車高に純正アルミです。
あとは純正オプション的なおとなしめのトランクスポイラーやリアゲートハッチにウイングを付けている程度ですね。

日本で言うドレスアップカーやカスタムカーのような車は2週間滞在してようやく2台見かけたくらいです。

日本で外観をそこそこいじった車を持っている人は愛車を写メっておくことをお勧めします。
もし仕事か何かで中国に行くことがあって、オネエチャンのいるお店に行くことがあれば
『我的汽車』
とアピッてみましょう。
もしかすると、金持ってるぞアピールができるかもしれませんよ。
MARSはまだやってませんけどね。

我こそはと思う猛者様、一度お試しくださいませ。


それと、上海までそこそこ近いという土地のせいか、アジパシチャイナの影響でしょうか。
WRCのロゴステッカーを貼った車もチョイチョイ目にします。

ランエボやインプで競技してる写真を見せたら、ヒーローになれるかもしれませんね。