目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
シートダンパースプリング式 シグナスX流用をご紹介しましたが数日経つと自動でシートが上がらない。
さらにシートを直立に起こしても倒れてくる不具合事象になったので改善をしてみました。
前回のを参考にしてくださった方ごめんなさいね。
取り急ぎ10日間検証した結果を記載してみます。
動画の改善内容は4:20~です。
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●対策1
画像赤丸のように2mm程度のスペーサーをスプリングとシートステーに挟みスプリングのセット加重を上げてみました。
その時は勢いよくシートが開くのですが1日経つとシートは少し浮く程度で開かなくなりました。
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なぜ今回の事象に至ったのか。
画像の通りスプリングが開いている。前回の取り付け方だとスプリングの限界点を越えることによりスプリングが広がり自動でシートが開かなくなる。ということが推測できます。
スプリングのタフネスが無いわけではありません。
スプリングに合った取り付け方が出来ていなかったということです。
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開いてしまったスプリングはプライヤーにて画像のように修正しました。
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●対策2
スプリング取り付けの目指す姿はスグナスX同様のスプリング取り付けが重要ではないのか。と初心に返り実行してみることに。
画像右上が改善後のスプリング角度です。ここで気づきましたがスプリング角度はBW,s用が案外近い形状をしていますので加工の近道かもしれません。
本当は右下画像の理想の姿にスプリングを加工したいのですが私が持っている工具ではクソ硬いスプリングを曲げることができない為 右上画像の角度でチャレンジします。
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シートステーは青丸のように削ります。
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画像のようにスペーサー(3.5mm)をセットします。
(お好みの厚さ、ただしシートを閉めた際、ステー干渉に注意)
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画像のようにスプリングとステーを組みます。
これによりスグナスXと同じ向きでスプリングをセットすることができました。
■この仕様で10日後の結果
取り付けた当初は勢い良くシートは上がっていましたが現在はやっっっとあがりきる。特に中間が苦しい感じです。
ただし、自動でシートが上がりきると開いた状態のホールド感十分あります。勝手にシートが閉まることはありません。
シートが開く勢いはスペーサーで調整する感じです。
スプリング可動範囲はシグナスX同等なのでスプリングのヘタリもスグナスX同等と考えていますが使ってみないと何とも言えないですね。
今回10日間でシートが自動で開く仕様に不満を感じるポイントを見つけました。(あくまで私の使い方での話)
●ガソリン給油時
ガソリン給油時はシートをアンロック状態で閉めています。
なぜかと言うとグローブ収納、財布出し入れがあるためです。
今回取り付けたシートスプリングによりアンロック状態ではシート全開により邪魔で給油できない。
シートを完全ロックしてしまうと給油後にグローブ装着等行う為、再度シートボタンを押さなければならず今までに無い無駄な作業が増えてしまったのです。
シートを閉じたままアンロック状態を保持する場面が多々あるので任意で使い分けたいと思ったわけです。
っとなると現状よりもスペーサーを少なくすることで
1) シート開くボタンを押す → 少しシートが持ち上がる。
2) シートを開いたままホールドさせたいとき → 手でシートを持ち上げる(アシストするイメージ)
これで私の使い勝手に合った内容となりました。
あとは耐久製がどこまであるかですね。
前回の取り付け方に比べればスプリングの耐久性は格段に上です。
※真似される方は自己責任でお願いします。
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