UT×KICのブログ一覧

遅くなってしまいましたが、あけましておめでとうございます。都甲です。

昨年中は沢山の方々に応援していただきまして、プロジェクトもなんとか年を越すことができました。
今年はいよいよ本番です。というか2ヶ月を切りました！

日程も詰まってきて、大学も試験が近づいてきて慌ただしいですが、本年もどうぞよろしくお願いします！


さて前回のブログでお伝えした通り、12月25日（クリスマスですね（笑））にラリーカーと各種パーツを載せた船が出航、ということで見送って来ました。その際、なんと自動車輸送船の内部を見学させていただきました。

基本的には撮影NG・・・ということで、申し訳ありませんが、できる限り言葉でお伝えしたいと思います。

まず外観は、とにかく大きい！
全長が199.99m（200mに達すると”超大型船”になるそうで、この数値だそうです）。高さも20mほどでしょうか。圧倒的な存在感です。

内部は6層構造、1層につき1000台近く積載できます。なんとその床板（？）が積載する車両の高さによって上下するそうです。

そしてそこに車がどんどんと積まれていきます。なんとその感覚は前後30cm、左右はなんと10cm！
恐ろしい精度です。

床板にたくさんの穴が空いていてそこにフックを引っ掛けて車両を固定するのですが、なんと船が45度傾いても車両が動かないようになっているそうです。安心ですね。

ただその固定方法が通用しない車が1台だけありまして。。。
みなさんもご存知の、あの”和製スーパーカー”です。（たくさん輸出されていましたよ！）

空力パーツの関係で丁度良い所のフックが使えないらしく、贅沢にスペースを取って積載するそうです。

我らがTE27トレノとPA10バイオレットもその車のすぐ近くにスペースを使って載せていただきました。ありがとうございます！

無事載っていることを確認した後、出航の瞬間を見届けることができました。

タグボートのパワーに感動・・・（笑）


この船が目的地バルセロナに到着するのが２月１０日の予定、我々が引き取るのが１８日の予定です。いってらっしゃい！

その後中野新橋の美味しい富士宮焼きそば屋さん、”なんたま”さんで忘年会（？）をしました！
美味しかったです！！


それではまた！

都甲です。


ご報告遅くなってしまいましたが、先週の17,18日に車両、荷物の搬入を横浜の本牧ふ頭へ行なってきました！



日本でつくられた自動車・パーツを海外へ輸出するための船に一緒に載せていただきます。
一言目の感想は、「船が大きい・・・！」



内部は6層構造になっていて6000台近くの車が積めるそうです。

横浜まで競技車両を自走していったのですが、その直前にもちょっとしたトラブルが。

2日前、トレノのエンジンを始動してみたところ、何やら「タンタンタン、タタンタン」という大きな音が聞こえてきました。



調べてみると、前側のクランクプーリーを固定するネジが緩んでいて、シャフトの動力をプーリーに伝えるキーが変形していることが判明。。

ネジの緩みからプーリーががたつき、角で叩いてしまっていたのですね。こんなこともあるのか・・・。

原因がわかったのはいいものの肝心のキーを手に入れるのが大変！
幾つか業者さんをあたってみるものの「そんなのの在庫ないよ！」と門前払い・・・。

結局関東工業自動車大学校の方にあった2Tエンジンのものから拝借させていただきました。
助かりました。ありがとうございます。


ピンぼけしちゃってますが、上のが変形してしまったものです。

機械工学科生としては大変勉強になるトラブルでした。

無事解決し車両搬入に間に合わせることができました。
この後はしばらく、今回より新しくお世話になっている運送会社様にお預けします。バルセロナまでよろしくお願いします！




そして、25日はついに車両を載せた船が出航します！



その時の様子も次回ブログにてお伝えしたいと思います。

それでは！