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UT×KICのブログ一覧

2013年04月15日 イイね!

サンレモに向け整備

こんにちは、出江です

3/24にtoredembarra の宿に帰還してから、やるべきことは膨大でした。
特に重大なこととしては、

トレノの冷却水漏れの修理
バイオレットのデフの修理

熟練の技術と知識が必要で、東京大学のメンバーのみで立ち向かえることではありません。
3月初めに車両をベルギーに運んでから一度ご帰国なさった草加先生が、3月末に再び合流することになっており、先生を待つことになりました。
それまでは荷物の整理やオイル交換、ラリーコンピュータの改良などの作業に、分担してとりくみました。

ここでもう一つの問題となるのが、多くのものが帰国しなければならないということでした。
サンレモのラリーは今年は4月に開かれました。4月、そう、新学期が始まってしまいます。多くの者は日本にいなければなりません。

欧州に残るメンバーは、大学院生のため融通がきく大野さん、無理矢理融通を利かせた(笑)出江、それに講師の吉野さんと草加先生の4人となりました。
日本に帰った者たちが多くのPCによる作業や手配を請負い、出江と大野の二人が実働隊として車両の整備、現地での交渉などにあたりました。

バイオレットのデフはベルギー後の移動でたびたび異音がしており、問題となっていました。
移動の途中デフオイルを交換してみたところ、金属粉がでてきており、早急な対処が要求されました。

大野さんと吉野さんの二人で、限られた工具でなんとかデフを分解してみたところ、10円玉ほどのサイズの薄い輪っか状の金属片がでてきました。

デフの中のベアリングと、デフのケースの間の結合部が破損したようでした。
この時点で修理は断念され、草加先生がお持ちになるデフに交換することになりました。
29日に草加先生が合流し、デフの交換作業に取り組みます。これが終わればバイオレットはOKです。

続いて、あちこち補修してもなかなか収まらないトレノの冷却水漏れの問題です。
改めて冷却系に亀裂などが探してみますが、なかなか見つかりません。どんなに探しても見つかりません。これは、、、
エンジンの中に漏れている?
大変なことです。エンジンも交換しなければなりません。
替えのエンジンなんてどうやって用意するんだ、と思われるでしょうが、実は持ってきていたのです!


富山のネッツトヨタさんに提供していただいたトレノの替えエンジンです。この時は本当に救世主のように見えました。

30日にはサンレモでトレノのコドライバーをしてくださる永井さんも合流し、5人がかりでエンジン交換の作業に取り組みます。
永井さんには、大会前にちょっとトレノの調子を確認していただくぐらいの予定だったのですが、大変なことになってしまいました。

平行して、ラリーコンピュータについても確認していただきます。
東京大学メンバーの3人が開発してきたこのラリーコンピュータですが、皆帰国してしまったため、最後のソフトをハードに入れる作業、距離の補正をとる作業を僕が引き継ぎました。
操作性を確認していただき、ご指摘いただいた問題点を僕から日本の開発者に説明し、日本の開発者が改良し、また確認していただき、のループです。

この時期、ヨーロッパはイースター休暇にわいていました。torredembarraにも、リゾートを楽しみにきた人が多くいました。
この時期のこの辺りは本当にいいところです。
しかし、イースターも青い空も海も浜も僕たちには関係ありません。多くの店が閉まってしまっていることにこれまた苦労しながら作業を続け、なんとか出発前日にエンジン交換が完了しました。


翌日4/2からサンレモに向けて移動です。これについてはまた次の記事で。
Posted at 2013/04/15 18:26:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車両製作 | 日記
2013年04月10日 イイね!

3戦目ご報告

こんにちは、出江です。

更新が遅くなってしまい申し訳ございません。
サンレモで開かれた3戦目、Coppa dei Fioriに向け苦闘しておりました。

バルセロナ帰還後の経緯を書かずいきなり結果のご報告となり大変恐縮ですが、
3戦目、Coppa dei Fiori 無事完走致しました。

取り急ぎ、結果をご報告致します。

バルセロナに帰ってからサンレモまで、いったい一体なにに苦闘していたのか(blogを更新できない程に…すみません)は、これからの記事で追って行きます。

それでは
Posted at 2013/04/10 02:39:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | 本番 | 日記
2013年04月02日 イイね!

ジュネーブから移動、トレデンバラまで

こんにちは、増田です。

日記の内容と投稿日のずれが大変なことになっておりますが、めげずに書きます(汗)

ETHの素晴らしい学生たちと交流した後、メンバーは一路トレデンバラの宿に向けて移動しました。
ジュネーブからトレデンバラまでは900キロ弱の長い道のりですので、車両やメンバーの安全を考え、二日間に分けて移動しました。

3/23、トレデンバラを目指して可能な限り移動するため、私たちは次の宿を取らずに出発しました。



快調に走行するバイオレット車内より、宇治土公ドライバーの横顔をキャッチ。イケメンですね~(笑)

ちなみにトレノは前方を走っております!



これまたバイオレット車内より。


そして夜遅くたどりついたのはフランスのニームという町。
なんとか見つけた宿に滑りこんで、ほっと一安心です。
長距離移動の疲れからか、みなすぐに床につきました。


翌朝、せっかく立ち寄ったので、出発前にニームの市内を観光しました(一時間くらい)。
ニームは古代ローマ時代より続く歴史ある町で、町のあちらこちらにその面影をのぞかせます。



こちらはそのひとつ、アンフィテアトルム(円形劇場)。
町のど真ん中にあります。
言うなればローマのコロッセオのお友達です。
なんと現在でもコンサートや闘牛(!)が行われているそうです。


そしてこの日はついに、トレデンバラの宿にたどりつくことができました!

地中海、again !



都甲と出江も帰ってきた喜びを隠しきれません!
もはやここは僕らのホームタウンです(笑)
ちなみに僕はブリュッセルでメンバーと合流したので、初トレデンバラです(笑)


翌日より車両整備が始まりますが、長くなってしまったので今日はここまで。。。

それでは!
Posted at 2013/04/02 18:27:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2013年04月01日 イイね!

ETH交流会 JAPAN DAY!

こんにちは宇治土公です。
遅れましたが、3/22に行いましたETHでの交流会について報告いたします。

シェフラー社工場見学の後、ドイツから車両とともに移動しまして、スイス入りしました。
途中ミュンヘンやノイシュヴァンシュタイン城に寄りつつの旅でした。



さて、ETHでの交流会です。
このプロジェクトの核の一つである「国際交流を深める」という目標を皆さんご存知ですか?
東京大学の工学系国際交流チームの方やETHに留学中の方と、連絡をとりながら準備を進めていました。

そもそもETHって?
という方もおられるかもしれません。
ETHとはチューリッヒ工科大学のことで、ヨーロッパ有数の工科大学です。
あのアインシュタインの出身でもあります。

当日は食堂前の広場でラリーカーを並べつつ、
道行く学生と交流することができました。
僕らは着物姿で広場をうろついていました。
例の着物です。効果抜群なんですね、常に視線を感じていました。

ラリーに興味を持ってる方、日本に興味を持ってる方、見慣れないものに惹かれた方、食べ物が食べたい方など、予想以上な賑わいを見せて交流会は終了いたしました。

来て下さった方々どうもありがとうございました!

終了後は別キャンパスに移って、研究室訪問をしました。
Flying Machine Arenaでの実験を見せて頂くことができました。
(http://www.flyingmachinearena.org/)



この日はジュネーブまで移動し、それで終了。
翌日からスペインを目指しました。

それでは。
Posted at 2013/04/01 09:34:39 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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東京大学と関東工業自動車学校の正式授業 "海外ヒストリックラリー参加プロジェクト2013" に取り組むTEAM SAMURAIです。 2013年に複数の国際ラ...
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