目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
昨年のアロンフランセ車山(AFK)の前、10月初旬に交換したレデューサー周りのホースが1ヶ月足らずでオイリーになっているのが発覚。
この間走行距離にして600km程、結構ブローバイを噴いているんじゃないかと気になって分解してみました。
2
見難いですが1枚目の矢印の間にあるアルミのエルボパイプ部分です。
量にしたら2~3cc程度のオイルが溜まってました。
気にするほどではない量かもしれませんが車齢も考えてオイルキャッチタンクを付けることにしました。
3
問題になったのはタンクをどこに付けるかということ。
GTi等のターボエンジングレードに比べればマシとはいえ案外スペースに余裕がないウチの208。
結局ターボ車であればインタークーラーが収まる位置(赤丸箇所)ぐらいしか候補がありませんでした。
4
取り付けるタンクは2008でも使った中華製の安いもの。
大きすぎないことと構成を分かっているので加工をするにしても都合がいいかなと。
5
年末年始の休みを利用して色々確認するためにとりあえずバンパーを外します。
この時期なら不動車になっても問題ないですから焦らなくてすみます( ̄▽ ̄)
6
そしてタンクを仮設置。
予想通りスペースの余裕は無いですし、想像より最大熱源のキャタライザーと近い・・・
ブローバイガスをタンクで冷やして回収するのでタンクが熱くなってしまうのは困ります。
が、対策をすれば設置は無理ではなさそうなことが確認できました。
7
オイル廃棄時にタンク部分だけを外すのはスペースの関係からどうやっても無理な場所。
エクステンション付けたミニラチェットすら入れられない位です。
ですのでキャッチタンクを一体で208から脱着する構成にしました。
その為にラジエーターコアサポートに穴を開けてM6フランジボルトで車体前方から固定することに。
そのコアサポートが割れたりするとややこしくなるのでホームセンターの汎用ステーやスペーサーを使って補強もしておきます。
ここでは便宜上「外側ステー」とします。
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ここで年越し。
確認することもすべて終わったので一度バンパーを戻して続きはまた今度とするつもりでいましたが、モノはだいたい揃ってるのでどうせならこのままやっちゃおうと方針転換。
9
ちなみに今回はキャッチタンク自体もかなり手を加えています。
・ブローバイガスのインレット/アウトレットを逆転
・インレットパイプを長くして新設
・水平セパレーターの追加
・オイルレベルゲージの廃止
・ホース取り付けパイプ部の加工
などなど。
左下のステーは汎用ステーや板ナットで作ったフランジボルトの受け部分(ここでは「内側ステー」)です。
溶接出来ればもっとシンプルに良さそうなものが作れそう。
溶接出来るようになりたいなぁ・・・
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結構製作が手間だった水平セパレーター部の構成。
元々インレットパイプだった黒いショートパイプに6角スペーサーで下駄を履かせてセパレーターを浮かせてます。
そのセパレーターの縁にはステー接着等で余ったJBウェルド(オートウエルド)を補強目的で盛り付け。
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2008から外した同製品同士で比較。
加工した部分が分かるかな?
以上はエンジンから出てきた熱いブローバイガスを冷たいキャッチタンクの外壁になるべく当てる目的での加工です。
なお現実が目論見通りになるかはわかりません(爆
結果が良ければ2008のタンクも同仕様に手直しするつもりです。
詳細は後日キャッチタンクのパーツレビューで書く予定。
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外側ステーは位置を合わせてJBウェルドでコアサポートに接着してしまいます。
雨水に晒されるのでシャシーブラックで塗装しておきました。
ちなみにJBウェルドを練るときはプ◯ングルスの蓋を使ってますw
大きさがちょうどいいんですよね、PPなので残ったものも硬化すればペリッと剥がせます。
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外側ステーが硬化したところでタンクを取り付け。
写真はレデューサー周りから実際にタンクまで耐油ホースを繋いで最終確認しているところ。
エンジンの前後振動をこの耐油ホースで受け止めてもらわないとキャッチタンク本体や樹脂製のブローバイガス取り出し口が壊れると思います^^;
ですのでなるべくホースは長めにしました。
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すべて確認できたのでバンパー戻しです。
外すときは四苦八苦しましたが戻すのは要領分かってるので結構あっさり(ただし最後にオチ有
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バンパーやインナーフェンダーが固定できたのでキャッチタンク周辺もバンドを締めて本固定。
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外側ステーのフランジボルトはこんな感じでグリルの隙間からラチェット突っ込んで回します。
見た目の通りシビアな扱いを要求されるのでマグネットピックアップツールの備えは必須です(爆
バンパー内にボルト落とすと回収面倒くさいので(3回落とした
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ブローバイホースはエンジンと近い関係。
熱の影響が出てきそうなので後々対策も考えます。
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結構あれこれ苦労したんですが前から見ると全然タンクは見えません・・・^^;
目立たなくともエンジンの為には良い効果があることを期待してとりあえず完成としました。
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ちなみに作業が終わったらクリップが2つ余ってました(爆
どこのクリップか全然分からず・・・神の味噌汁(またかい
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