
液化炭酸ガス、通称ミドボンが届いた。
何気に見ていた生活系ユーチューブで炭酸水を自作していたので、導入することにした。
とにかくコストが安くつくということ。
1リットル当たり換算で5円程度のコストらしい。
5円未満としておこうか。
炭酸水は夏場になったら飲みたくなる。
なんだかんだでまとめ買いして、安くても500mmlペットで100円程度はかかってしまう。
そして、なんといっても体に悪い。
悪すぎる。
んで、昔よりもおいしくない。
おいしく感じないだけかもしれないが、コーラはすごく変わった。
色は明らかに薄い。
昔は醤油と間違えるくらいだった。
今は透けるくらい薄い。
そして炭酸もすごく薄い。
昔は自販機から出てきたのを空けたら、半分くらい噴き出たもんだ。
甘ったるいのを一日中飲むのも体に悪い。
ソフトドリンクの砂糖の量は尋常じゃない。
ゼロカロリー系の甘味料も体にいいものじゃない。
ソフトドリンクに限らず、あらゆる食品がひどいことになっている。
現代病はそういった食品からの影響に他ならない。
食品に金をかけるのは、投資。
将来的に医療費がかかるよりもはるかに安くつくはず。
安かろう悪かろうは間違いないのだ。
さて、ミドボンは半自動溶接でもおなじみの二酸化炭素。
同じものやな。
溶接現場では10kgの縦に長いものが主流。
用意するものと価格を記録しておく。
液化炭酸ガスボンベ充填済み 5kg入りみどボン
楽天ショップ 送料、税込み 10822円
ニットク製ビールサーバー減圧弁3.5k整備品
ヤフオク 送料込み 3500円
日東工器 マイクロカプラ ソケット (メネジ取付用) MC-05SM 1個
モノタロウ 注文コード:02113921 1099円
ピスコ(PISCO) レデューサー PGJ8-4 1個
モノタロウ 注文コード:09148413 219円
日東工器 マイクロカプラ プラグ(チューブフィッター付) MC-04PCL 1個
モノタロウ 注文コード:34731785 659円
ピスコ(PISCO) ボールバルブ 10シリーズ ユニオン BVU4-4 1個
モノタロウ 注文コード:34883773 879円
ピスコ(PISCO) インサートリング WR0425 4個
モノタロウ 注文コード:35314526 @13円 57円
ニッタ・ムアー ウレタンチューブ U2シリーズ 透明 5m U2-4-4×2.5-5 透明 1巻
モノタロウ 注文コード:34943596 296円
Modes ISOナット ステンレス 4405-005 1個
モノタロウ 注文コード:18595298 14円
合計17545円也
ミドボンの仕入れ方は調べてもらえばいろいろ出てくるが、生ビールを扱っているお店なら手に入るところもあるようだ。
あと、業務スーパーなど。
大体、ガスボンベの保証金が5000円ほどかかり、中身は3000円ほどで5kg買えるようだ。
保証金なので、ボンベ返却時には5000円帰ってくる。
中身が無くなったら中身だけ充填してもらえて(もしくは充填されているボンベと交換)、中身代だけで運用できる。
現在ではビールサーバーに使用する以外は、手に入らないようで、お店によっては確認されることもあるようだ。
近所の業務スーパーで扱っているのか、業務スーパー本部に確認したところ、業務スーパー自体がフランチャイズらしく、店舗によってことなるようで、店舗に問い合わせてもらったところ、現物は無いが注文可能という話だった。
近所の大きめの酒屋にもメールしたが、こちらは無視された。
ボンベをヤフオクで買って、充填してもらおうかとも思ったが、ずっと持ちまわるのも処分に困りそうだ。
ボンベ自体は規格品なので、引き取りはどこでもやってもらえるみたいやけど。
先々を考えたら、やっぱつぶれ無さそうな通販の店が良いかなと。
無くなったら、空ボンベを送って、充填済みが送られてくるシステムの店で、最初は充填済みのものを買うことにした。
5kgのボンベで約500Lの炭酸水が作れる。
一日1L消費したとしても1年と4.5か月かかる計算だ。
調べてみたところ、サンガリアの1Lで72円の炭酸水が最安値で売っている。
500Lで17545円なら、1Lは35.09円となる。
二回目以降はボンベ代4895円と空ボンベの元払い送料がかかるので6000円くらいか。
6000円なら1Lあたり12円のコストとなる。
ミドボンの置いてある店があったら、充填できるか聞いてみよう。
身近なところで充填さえできたら3000円くらいのはず。
ずっと炭酸水を消費するなら、絶対的に低コストだろう。
まぁ、この場合水代は含まれてはいないけど。
おいしい水はスーパーマーケットで買い物ついでに無料でイオン水が4L手に入る。
浄水器も入れる予定だが。
浄水器は評価の高いパナソニックのTK-CJ22-Sをチョイス。
ペイペイモール 送料込み 11085円
1年または4000Lでカートリッジ交換
カートリッジは6030円のランニングコストとなる。
浄水器は4000L使えるので500L換算すると1385円、
水代は1L、2.77円(水道代は入ってないけど)
炭酸費用と合わせても1Lで37.86円ということになる。
最安値の炭酸水の半額程度で出来るということだ。
計算してみて、思ったが1L5円程度の低コストってのはどっから来た数字なのか???
ガスが安く手に入ったら再注入に5kgで3000円程度らしいので、それだけなら、1Lで6円になるけど?
あ、強炭酸の場合かもしれんな。
通常程度の炭酸なら使う用量は全く違うわけで、適度な炭酸具合であれば1L5円前後の換算になるだろう。
初期投資はかかるもんだ。
全く回収できないハイブリットカーや高級ディーゼルカーとは違う。
あ、ディーゼルって天ぷら油で動く仕様に出来るらしいな。
びっくりやわ。
廃油を只でもらって、燃料代に出来るんやって。
旧型のディーゼルの方が安定性あるらしいが。
体が元気ならやりたかったな。
トヨタのディーゼルが定評あるみたいだが、その辺で引っかかってたかもしれんが・・・。
いやいや、三菱で挑戦できたやろうな。
デリカで出来たら、車両維持費も燃料代でカバーできるのにな・・・。
油の仕入れ先に四苦八苦しそうやけどな~。
リスクも手間もあるから、何ともなところはあるけど、それは炭酸水も似たようなもん。
ちなみに、CO2はアクアリウムの水草育成などにも使われる。
炭酸水にしても、アクアリウムにしても、お洒落な入れ物に入ったCO2でいかにも専用品じゃないとという感じで売ってるが、中身は一緒。
よのなか、そんなのばっかりで、中身が無くて見た目ばかりにコストがかかっている。
炭酸水を作れるソーダストリームも改造して、ミドボンからガスを入れられるようにできるみたいやけどね。
100%フルーツ系の飲み物を割ったり、自然な甘味料を使った体に良い飲み物を作っていこうと思う。
単純に炭酸水を飲むのも、スカッとして良いし、軽く甘味料を入れたらたちまちソーダにもなるし、少し果実を絞るだけでフレーバーにもなる。
ここからは作り方。
まずは、レギュレーターを取り付ける。
整備済みで綺麗なものが届いた。
シールテープを巻いても良いが、パッキンだけで十分かな?
大きいモンキーが無い場合もあるやろうし、レンチ付きのレギュレーターを買っても良い。
一般的なものは3.5k圧力が多いが、結果的にはこれで強炭酸くらいの出来だった。
4kの方がたぶんさらに強炭酸化できると思う。
締めすぎたらねじ山を痛める。
適正トルクがあるとは思うけど、締めていって止まってから4分の1~2回転くらいでしっかり閉まるだろう。
レギュレーターの圧を0にして、本体バルブを反時計回りにしたらガスが出る方向。
漏れが無ければ、何事も無い。
レギュレーターを少し緩めてガスが出ることを確認する。
ガスが当たると急激に冷えるため、盛大に漏れることは非常に危険です。
本体のバルブは急に開かないように、漏れの様子を見て、わずかでも漏れていたら直ちに閉めて、取り付けの不備を確認。
増し締めで止まるだけのことが多いけど、パッキンの使いまわしなどは漏れの原因になります。
ガスの仕入れに関して注意書きがあり、40度超えるような条件の運搬だと、安全弁が働いてガス漏れ状態で届く可能性があるらしいです。
真夏の導入は少しリスクがあるようです。
※高圧品だけに取り扱いはやはり危険が伴うので、見た目ばかりの小規模なものが一般に出回ることになります。
なんでも自己責任なので、取り扱い事項などはほかにもいろいろあります。
揃った部品。
炭酸が入っていたペットボトルとキャップを用意しておく。
炭酸水用じゃないと、破裂の危険性があります。
真ん中くらいに4.5mmドリルで穴を空けてカッターなどでバリを取って洗う。
カプラソケットをねじ込みます。
ワッシャーが鉄製っぽいので外しておきます。
M5のナットで固定。
ペンチやラジペンでキュッと軽く締める程度でOK。
念のため洗っておいた。
20cmほど(使いやすい長さで)に切ったチューブにインサートリングを差し込む。
少し濡らしてチューブで机などに押し付けたらスーッと入る。
そいつをカプラプラグへ差し込む。
差し込んだだけで固定される。
黒い部分を押し込んだら、差込みは抜ける。
良く出来た機構だ。
カプラプラグとカプラソケットはワンタッチ。
差し込んだら固定される。
残ったホース(使いやすい長さで)の両端にインサートリングを差し込んで、レデューサー、ボールバルブを取り付けて、ボールバルブででジョイント。
ボールバルブの向きはどっちでもよいので使いやすい方向で。
矢印の突起が出っ張っていて手触りが痛かったのでやすりで削った。
レデューサーをレギュレーターに差し込む。
これも差し込むだけで固定される。
この辺の機構が、古いレギュレーターでも共通なのか不安だった。
この部分が樹脂っぽかったら大丈夫かなと思って購入したレギュレーター。
これで完成。
ペットボトルには本来7割くらい水を入れる。
とりあえず実験。
空気は出来るだけ抜いておいてキャップをする。
レギュレーターは0。
ボールバルブは横方向で止めている状態でガスのバルブを半回転程度慎重に開ける。
レギュレーターでガス圧調整。
これでボールバルブまで圧がかかってる状態になる。
3.5でどれくらいになるか実験。
微炭酸など圧で調整可能。
いよいよ、緊張の瞬間。
爆発しないでくれ。
バルブを開けた瞬間、ゴボッっと一気に膨らむ。
逆さにした状態だとガスが出てくるのがよく分かる。
逆さにしたままジャブジャブと振ることで、ガスが水に溶けていく。
圧などはそのままで、ジャブジャブ振り続けて、20~30秒くらいで水に溶けるガスが限界に達してガスの出方が弱まってくる。
レギュレーターで決めた圧力以上はガスが入らない状態になってくる。
ガスが出なくなったら完了。
ボールバルブを閉める。
ガスタンクの元栓を閉める。
ペットボトルのワンタッチカプラを外す。(漏れない)
ボールバルブを少し緩めてガスを少し出し、カプラの中の水を吹き出しておく。
ガスがもったいないので少しだけ。
圧がかかっていても多分大丈夫だと思う。
漏れが少しでもあったら、次にボールバルブ開けたら吹き出さないだろう。
早速、炭酸水を味わってみる。
プシュッ!っと懐かしいくらいの圧力で圧が抜ける。
すごく炭酸!
強炭酸の泡。
めっちゃ炭酸。
強炭酸だけに少し割っても問題無い。
月桂樹(ローリエ)ティーでもスッキリ。
大成功。
麦茶に炭酸入れて、少し砂糖入れたら泡がもりもり出てきた。
麦の風味が際立って、飲んだ感じがビールっぽくなった。
飲んだ感じの炭酸がすごく濃くて、昔を思い出す。
最近の炭酸でこんな風に感じることは無かった。
炭酸の何とも言えない後味、苦いようなスッキリするような?
確実にゲップ感が襲ってくるような二酸化炭素の風味。
単純な強炭酸水ならこういう感じやろうけどな。
ともかく安価に炭酸水が出来るようになった。
炭酸抜けておいしくなくなることも無くなった。
家で作るソフトドリンクを楽しめるようになったぞ。
気分でクラッカーなんかも作る。
引越して、キッチンがバブリーになった。
オーブンの性能が高くて楽しい。
適当なビスケット。
きな粉が大量に入ってて、シナモンと相まって、サツマイモみたいな味になった。
ホットケーキもいい感じ。
適当なかんじで。
ビスケット。
簡単。
片栗粉を1割入れるとサクサクになる。
ほか。
10年前に作った、屋根の再塗装。
5年前にやるつもりが、ずっと体調不良と遠方だけにタイミングが合わず。
ひどいことになる前に手が付けられて良かった。
やはり一番雨と日が当たる部分は塗装が浮き始めていた。
柱の素材は劣化に強いものを使っていたので、全く痛みは無かった。
水性だと2~3年に一回は塗らないと駄目だろう。
外部は油性がおススメです。
乾きにくいけどね。
5年に一回は塗ろう。
コーキングがまだ持っていたのは意外やった。
うーん、あと4年経ったら全部やりなおさんとな。
おすすめのチーズケーキ。
ウマいメロン。