ワゴンR Sエネチャージに試乗

軽初のハイブリッド？
スズキワゴンR Sエネチャージに試乗してきました。NAエンジン+CVTです。

まず注目したのがアイドルスタート時。噂通り静かで滑らかでした。これならアイドリングストップをわざわざオフにする人はまずいないと思います。正直これだけでもこのグレードを買う価値ありだと思いました。

最近はアイドリングストップ車が普及してきて、信号青と同時に周りの車のセルが一斉に回り出すことも珍しくありませんからね。

加速時のモーターのアシストは控え目。モニターを見てないと分からないレベル。でも新型エンジンと副変速機CVTのお陰で力強いです。

足回りはしなやかでダイハツ、ホンダの軽よりも上質な乗り味です。これがスズキ車の一番の美点かも。

逆に違和感を感じてしまったのがブレーキ。時速13km以下になるとアイドリングストップする影響なのか、ブレーキ抜けが発生して制動距離が伸びます。緩いブレーキで顕著です。馴れの範疇だと思いますが、この手の車の悪い癖ですね。

肝心の燃費は18.4km。10分程度の試乗でこの燃費は立派ですね。

街中でアイドリングストップ機能は燃費に大きく影響すると思います。そのアイドリングストップ&スタートをスムーズにしたSエネチャージは初出ながら洗練度がありとても魅力的に映りました。
他車種にもどんどん展開してセルの大合唱がなくなるとスマートですね！