ＬＳＤ取付②

サイドベアリング圧入したら、あとは逆の手順で組みつけて行きます。

今回は、ピニオンギア側は訳あって一切触っておりません！

仮組出来たら、バックラッシュ調整。

ベアリングレース外側のワッシャー厚みで調整しますが、記録として、

純正デフ：右３．０mm　左３．０mm　計６．０mm

ＬＳＤ装着時は、６．０mmでは、ワッシャー差し込めず、左右方向のガタ無いレベルで最終的には、合計５．８mm厚で決着。


画像は最初に組み込んだバックラッシュ値で、約０．３３mm程度。
右３．０mm　左２．８mmで組んでたので、左右入れ替えてみたら、感触が良かった。

で、仮組しなおして、計測すると、

普通ならワッシャー組んでは、バックラッシュ測定の繰り返しになるんですが、今回は、一回の組み換えで　０．１３mmで、最終決着。

何故に、一回で済んだかと言うと、最初に戻りますが、「ピニオンギア側」を一切手つけていない事が最大の要因かと思われます。

ピニオンギア変えると、突き出し量が変更され、ここも調整する必要があるので、かなり面倒な調整作業の繰り返しになっちゃいますからね～。

ピニオンギア側に異常無いならお勧めの交換方法だと思います！！！

最終の刃当りチェックで、光明丹（ウチではレッドペーストなるチューブ状のもの使用）をリングギア４か所に塗布し、

コンパニオン側を手でまわして、引っ掛かりやら、重さやらチェックしながら、数周させてから、ギアの当りみます。

今回は、相当良いレベルで当りついてました♪

コレも、ピニオンギア側触らんかった恩恵かな～～～～。

ＬＳＤのケースへの組み込み自体は終わったので、

サイドフランジのオイルシールを新品に交換して打ち込んで、

サイドフランジ打ち込んで、リアカバーと共に塗装。

リアはアルミ粉入り塗料で塗装。

乾燥まちで～す。

③へつづく・・・・だろう(笑)