
新愛車のGOLF君にボディーコーティングを施工しました。
用意したケミカルとコーティング剤は、左の写真の通り。
奥 左 「クリアシュシュ」
中央 「ORIGIN脱脂シャンプー」
右 「REBOOT」
手前 左 「ピカピカレインPREMIUM」
右 「NEWBEAM」
前愛車のDS4では、ボディーコーティング剤をとっかえひっかえ色々と塗りたくりました。
その結果、ある結論に辿り着きました。
硬化系ガラスコーティング剤が、防汚性、光沢性、撥水性の観点から、所謂トップコーティング剤よりも総合的に優れており、硬化系ガラスコーティング剤の上にトップコーティング剤を多重コートするよりも、硬化系ガラスコーティング剤のみの方が有益である。
(注)トップコーティング剤の中には、例えば、光沢性に非常に秀でているものがあったりもするが、防汚性の点では劣っているなど、総合的に考察すると上記のような結論に至る。
とは言え、私の性格上、1つの硬化系ガラスコーティング剤を施工して「はい、終わり」となるとも思えず、無理せず、今回は、なんと、掟破りの硬化系ガラスコーティング剤の二重重ねを施工することとしました。
DIYで施工可能な硬化系ガラスコーティング剤と言っても、巷にはあふれており、どの製品を使うかで悩んでしまうのですが、初心の戻り、
要件①「隣の駐車場のおばさんのカバン攻撃からボディーを守る」
要件②「白いボディーカラーでもテラピカを目指す」
をポイントし、それに沿って選定することとしました。
先ずは、要件①を満たすコーティング剤として「ピカピカレインPREMIUM」をピックアップしました。
この分野では一番売れている硬化系ガラスコーティング剤でしょう。
自称9Hの硬さらしい。
最近9Hだの、6Hだのとうたい文句にしている商品が多いのですが、私はこれを信じていません。コーティング皮膜は数ミクロンで、その皮膜で窓ガラス(6H)と同等かそれ以上の硬さが出せるわけがないと思っているからです。
本当に窓ガラスより硬い皮膜になるのであれば、おばさんのカバン攻撃から完全にボディーを守ってくれるでしょうが、そんな期待はできないですよね。
でも、なぜ、9Hと称するこの9000円以上もするこの商品を選んだのか?それは、頂き物が我が家にあったからです((笑))
GOLF君のピュアホワイトのボディの状態がどうなのか?シトロエンのように製造年月日が分かる手立てもないので、塗装の乾燥具合と、今日までの保管状況がよくわかりません。
なので、余り強い溶剤を使うのも気が引けます。
指で触った感触はザラザラ感はなく状態は良さそうです。でも、気になるので、目立たないところに鉄粉除去剤を掛けて反応を見ることにしました。溶剤は紫色になることはなく、保管状態は良かったようです。
ということで、鉄粉除去作業とコンパウンド磨きはパスして、中性シャンプー洗車ののち、「ORIGIN脱脂シャンプー」で油系の汚れと油基を取り除き、「RE-BOOT」で軽る~くスケール除去を行います。
そして、やっと「ピカピカレインPREMIUM」の登場です。
添付されていた小さなスポンジに数滴とってボディーに塗っていきます。
ボンネットは3分割、ドアは2分割にして、スポンジで塗ってはクロスでふき取っていきます。
溶剤は、思っていたほど粘度はなく、神経質になるほど早急にふき取るという必要はなさそうです。
ボディー以外にプラスティック部分、ザラザラした無塗装樹脂にも適用できるので、ほとんどすべての部分(ガラスとゴム以外)にコーティングできました。
施工後12時間の水分不可という条件は無事クリア。
施工後1~2週間の洗車は我慢というのは、台風18号や秋雨前線の影響で1週間後に洗車してしまいました。
滑水状態は優秀で、雨の後でもボンネットに水滴がほとんど残っていません。
ピカピカレインを施工した2週間後に、2層目の硬化系ガラスコーティングを施工しました。
本当は、もう少し期間をとったほうが良いのでしょうけど。。。。
2つ目の要件のために選定したのは「NEWBEAM」という商品です。
前準備として、今回も「ORIGIN脱脂シャンプー」で油系の汚れと油基を取り除き、「RE-BOOT」でスケール除去します。
白いボディーは、普通の汚れが目立ちますが、スケールは意外と目立たない。今回も見逃すところでしたが、「RE-BOOT」施工前後でクロスの滑り具合が違います。
「ピカピカレインPREMIUM」は、スケールが付きやすいのかな?
洗車していると、「ピカピカレインPREMIUM」の拭き残しが見つかりました。ムラになっています。予定通りというか、こういうこともあろうかと思っておりましたので、「クリアシュシュ」の登場です。クロスにワンプッシュして、ムラになっている部分を優しく擦ります。おっと、さすがピカピカレイン、なかなか強力です。何度か繰り返して、ムラは綺麗になくなりました。
さあ、やっと「NEWBEAM」の番です。
「NEWBEAM」の溶剤は、りんごバターのような、ちょっとざらっとしたような粘度の大きなものです。
これを付属のスプーンで付属のスポンジに取って、ボディーに塗っていきます。
WAXを塗る感じです。薄く塗るのがコツらしいのですが、白色ボディーには薄いのか厚いのかが分かりにくかったですね。
他の硬化系ガラスコーティングと違うのは、塗った後、1~2時間そのままにすること。そのあとに、クロスでふき取ります。クロスで1回拭き取りで良いと書かれていますが、仕上げ拭き用クロスも用意しておいたほうが良いと思います。
施工後7~10日間は洗車はしないで・・・とありますが、降雨などもあったので7日目に軽く洗車をしました。スケールは発生していないようでした。撥水は強力ですが、走行してもボンネット上の水滴は余り飛びません。
で、どういう感じになったかというと、やはり濃色車とは違って、艶感はイマイチですね。
このあと、暫くは、このままで我慢したいと思うので、トップコーティング塗りたい病が発病しないように頑張りたいと思います(笑)
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Posted at 2017/10/08 19:54:47 | |
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