カロビンのブログ一覧

1981年の写真で、当時の母親の愛車、ジェミニ1800LSが写ってます。

残念ながら車がメインの写真ではなく、主役？の手前にいる女の子は当時三歳の私の妹です。

この赤いジェミニ、当時幼稚園の送り迎えで毎日乗りました。

私は助手席に座ることが多く、運転してる父母を見てました。

一度信号待ちでギアをNにしていたのを私が勝手にDに動かしてしまいかなり怒られたことがありました。

また、ジェミニには気の毒ですが、同じ幼稚園に通う、当時同じマンションに住んでいた仲良しの友達のお父様の愛車が当時新型の430セドリック280Eブロアムだったので、ついうちのジェミニと比べてしまい、シートの座り心地や音の静かさなんか全く違うことに驚いてました。

多分その頃からセドリックみたいなビッグセダンに憧れを持ったと思います。

今となっては懐かしい思い出です。

しかしこの型のジェミニも最近めっきり見なくなりましたね。

ところが先日、うちが乗っていたのと同じ、赤い1800LSが現役で走ってました。

ただ、赤といってもすっかり色落ちして殆ど白になってましたが、何より現役車がいたことが嬉しいですね。

日曜日の話になりますが、明治天皇の御召し列車の内部公開最終日だったので行ってきました。

しかし明治村はとにかく広い…。

帰り際に村内バスが１日乗り放題で500円だったことを知りました…。

さて、明治乗り物博ですが、目玉は暫く運休していた明治44年製の京都市電が運転再開し乗車可能となったこと、やはり運休していた1874年製の蒸気機関車が試運転のみですが、動くところが見れるようになったこと、そして、明治天皇の御召し列車の内部公開です。

京都市電は実際に乗りましたが、単車で吊り掛け駆動の為、現代の電車では想像できない程の振動や大きな走行音がしますが、これはこれでかなり味わい深いです。

SLは間近で蒸気を吐き出し走り出す姿や、味わい深い木造客車との連結を見ることができました。

そして明治天皇の御召し列車の公開は、短時間でしたが、当時の贅を尽くした内装や3軸ボギー車という高級な構造で当時の技術の粋を集めた設計がされてる等、見所が沢山です。

内部公開では、天井に施された絵や、細かい部分まで凝った芸術的にも素晴らしい造りを観察出来ました。

建物もそれぞれ味わいがあり、とにかく１日では見切れないスケールでした。

明治乗り物博なので、まだ自動車はありませんでしたが、鉄道を中心にかなり楽しめました。