ブレーキホース交換 & ブレーキフルード交換

ちょっと前の話ですが、車検も近いということで、オイル交換ついでにブレーキフルード交換もしました。
が！！ いつも通り妻にペダルを踏んで貰って後輪からフルード交換しようとしたら、ブリーダープラグを緩めてもなかなか出て来ず、何度か踏んで貰ってたらなんとブレーキフルードがホースから吹き出してる！！ 劣化して破裂したようです。そりゃ出て来ないわ。こんなの初めて見たなぁ。てか、いつから破れてたのか気になる…。

と、いうことで、エリーゼパーツからステンのブレーキホースをお取り寄せ。この円安の時期にちょっと痛い。一緒に写っている黒いものは後で説明します。

後輪側のホース交換は簡単です。確か純正ホースが16mmのレンチで、ちょっと変わってるかなってくらい。国産車だと使わないサイズですよね、15とか16って。うちはイタリアやイギリスの変なクルマばかりなのでこんなサイズも持ってます。
ロアアームにホースを止めるクランプが付いてますが、ステンメッシュホースは純正ゴムホースより細いので、付けてみるとそのままだとゆるゆるです。サスペンションの振動で擦られるのも嫌だなあと思ったので、手持ちのスポンジゴムを切って巻き、動かないようにしました。上の写真の黒いのがそれです。

問題はフロント側で、これがまた面倒くさい。キャリパ側は普通に外すだけですが、車体側はフロントフード内の写真のようなところに付いてます。フランジのネジを回す隙間がこの穴しかない。下にウエスとか入れてホースを外しますが、レンチを入れる穴が小さくて回しづらくてイライラ…。もっと大きい穴でもよくね？！ 早くやらないとどんどんフルードが漏れてくるんですけど！！

そんなこんなで無事に交換したの図。上のカバーの穴が狭いだけで、フェンダーカバーとかも外さずそのままで交換可能です。というか上のカバーは取れないし、フェンダーカバーを外しても何も解決しない…。

さてフルード交換です。普段はエアを噛まないようマスター側からフルードを供給しながらキャリパのブリーダーを緩めて排出、としてますが、今回はホースを外したのでエアを噛んじゃってる。でも、このLucas の対向ピストンは手前側トップにしかブリーダーがなく、フルードは奥側トップから供給されて下を回って手前ピストンに回ってくるという、どう考えても奥側のピストンのエア抜きは出来ない構造…。仕方がないので、キャリパを外して逆さまにして（主に奥側の）エア抜き、次に通常の向きでエア抜き、ってやって（恐らく）両方のエア抜きが完了しました、のはずです。とりあえず普通にブレーキも効いているので大丈夫かなと思います。