なんちゃってショートアンテナ と オートアンテナ分解

いきなりショートアンテナ化の完成画像です。

社外ショートアンテナが盗まれVICSもラジオも受信せず。新調してまた盗まれたら凹むので、無知なりに考えました。純正のオートアンテナで短くできないか？！

まずは社外ショートアンテナでロッドを抜いてしまったので、アンテナを元に戻してみます。

【２～７は分解内容。ショートアンテナ化は８へ。】

車外からロッドを入れても入らないため、アンテナ本体を外しました。
画像は内張りをめくり、アンテナがあった位置です。ここからアンテナ本体を取り出しました。

１：ボディーのアンテナリングを外す。
２：アンテナ端子と青コネクターを抜く。
３：画像の○のボルトを外す。
４：アンテナ底のストローを車体から抜く（手探り）。
５：以上でアンテナは孤立、長い形なのでストロー側から取り出しました。

これがアンテナ本体のようです。内張りの隙間から左手１本で取り出したので苦労しました(^_^;)

小窓画像は抜いてしまったロッドです。巻いてあるのが芯で、これを本体が吸い込まないので本体を取り出しました。

本体のネジを外して分解に挑戦。
カバーを外すと上画像があらわれました。クリアーな円盤を外すと下の画像に。

ちなみに、ロッドケースを取り外しロッド底をのぞくと中央に小さな四角穴がありました。芯がピッタリ入るサイズで、やはり分解しないと芯は入らなかったです。

白い板を外すと歯車が出現。

なるほど。
大きい歯車で芯を動かし、白い板の隙間に芯が移動し、クリアー円盤内で芯を巻く。
そんな構造でした。

しかし、歯車はロックがかかって手動で巻けません。おそらく、これで動いてしまうとアンテナが手で動いてしまうからだと思います。つまり動くはずがない…

とりあえず、ロッド収納の形状で元に戻すことにしました。

１：ロッドをロッドケースに挿入、芯を本体に差し込む。ロッドケースを本体へ。
２：ロッドを収納状態にして、芯を大きな歯車と小さな歯車の間に通す。（小歯車は「溝」構造。小歯車を外し、芯に小歯車をセット。一緒に本体へ差し込む。）
３：白い板に芯を通し、白い板を本体にセット。
４：芯をクリアー円盤に巻き、円盤を本体にセット。
５：カバーをネジで固定し完成。

動作確認です。
車体の青いコネクターをアンテナ本体に接続、そしてエンジンON！

ウィ～ン♪

ナビ（オーディオ）のON/OFFで伸び縮みしました。
２の手順逆で本体を車体に設置。なんとか元に戻せました。



▼ ショートアンテナ化 ▼

作業は、ロッドが伸びている途中で、モーター電源を遮断する単純なものです。

アンテナへの接続は２つ。ナビ・オーディオ類からくる「アンテナ端子」。そして「モーター電源」です。

このモーター電源をカットしても受信に影響はないと判断（ロッドの長い短いの感度は抜き）。

１：青コネクターの爪を解除した状態でアンテナに刺しておく。（抜きやすい）
２：ACC（ナビ・オーディオ）ONでロッドが伸びます。
３：好きなロッド位置で青コネクターを抜く。ロッドが止まる。以上

もう一度コネクターを刺してナビOFFするとロッドは収納。やり直しもOK！

※雨水が溜まりそうですが、構造上ストローから排出するみたいです。心配ないみたい。
※アンテナ端子に社外アンテナを取り付けてもイケルと思います。


以上、ラジオもVICSも受信しました。
はじめからこれを知っていれば、社外アンテナを買って盗まれることもなかったのに。
遠回りしました。

【あっ】
なぜショートにする必要があるかと言うと、ウィングと干渉するからなんです(^^ゞ