TRD GRトランクスポイラーとリヤビューカメラの取り付け

！リヤビューカメラに限らず用品の取り付けには，「取り付け説明書」が必要です。

スバル純正部品には取り付け説明書が添付されておらず，客センに依頼しても，「出せない」ということでした（何のための客セン）ので，購入したディーラに要求して印刷したものをもらいました（関連情報URL参照）

コーティングに出す前に取り付けたいということで，納車直後にTRDのGRトランクスポイラーと，リヤガーニッシュを外すついでに，リヤビューカメラを取り付けました（エアロスタビライジングカバーもついていますが，こちらは，トランクスポイラーつける前にオーナーにつけてもらいました）

クリップ７本外して，トランク内張をとる

ハイマウントストップランプのカプラーを，カプラーを固定しているクリップの両脇を挟んで①ボディーから外し，ランプ側のケーブルをカプラーから分離し，グロメットを外側に押し出す③

リヤガーニッシュ中央部を固定しているナット６ヶ所②を10mmのボックスレンチ等で外す

リヤガーニッシュ両端を固定しているボルト４ヶ所①を10mmのボックスレンチ等で外し

リヤガーニッシュとボディの隙間にプラスチック製の内張剥がしを入れて，リヤガーニッシュ右端のクリップを外す（冬季，新車で行うので大変，午後気温が一番上がったあと行う）

クリップが１個外れれば，あとは順次左側のクリップを外し，リヤガーニッシュを車体から分離する

リヤビューカメラにカバーをとりつけ，リヤガーニッシュ中央のカメラ取り付け位置についているカバーと交換してボルトで固定する

取り外したリヤガーニッシュに型紙を貼り，

中央２ヶ所に６．５Φ（手持ちがなかったので，６．０Φで代用），両脇４ヶ所に１６Φの穴をあける

画像の木工（プラスチック）用ショートドリルを使うと，下穴不要で一気に所定の穴が開けられます

リヤガーニッシュにスポイラーを左右の隙間が 6 mm，前の隙間が 5 mm程度で均等になるように養生テープで固定し，前の工程で開けた穴６ヶ所のナットで仮止めし，

スポイラーの外周に沿って位置決め用のマスキングテープをガーニッシュに貼り付ける（注，オーナーにしてもらったら全周でなく，点線状に貼り付けていたが，位置決めだけでなく，プライマーを塗るときの文字通りマスキングテープとしても機能するので，全周に貼ること）

リヤガーニッシュのクリップ７ヶ所

仮固定していたナット６ヶ所を外し，

マスキングテープで囲った内側を脱脂し，プライマーを塗布する

トランクスポイラー裏側の両面テープの剥離紙7ヶ所を50mm程度めくり，剥がした端をスポイラー表側にマスキングテープでとめる

スポイラーをリヤガーニッシュにナット６ヶ所で仮固定して車両にとりつけ

スポイラーが落ちないように手で押さえながら，トランクを開け，スポイラーを中央６ヶ所のナット，両端４ヶ所のボルトで固定する

！クリップを抜いて，ボルト穴だけで嵌まっていて，ボルト穴には遊びがあるので，スポイラーは車両上で 1～2 mm 動かせます

トランクスポイラーをマスキングテープに合わせて位置調整し，表に出してマスキングテー付でとめていた両面テープの端を引き，剥離し，スポイラーをガーニッシュに圧着する

中央６個のナット，両端４本のボルトを外して，車両からガーニッシュに固定したスポイラーをガーニッシュごと取り外し，再度上下から押さえて，両面テープの固定を確実にする

クリップ７ヶ所をガーニッシュに戻し，

左側ハイマウントストップランプのケーブルと右側リヤビューカメラのケーブルをボディーのスルーホールから通し

組み立てたスポイラーつきガーニッシュを車両にとりつける

！今回はクリップを嵌めているので，スポイラーはしっかりと車両にとりつき，このあとナット，ボルトで固定します

左側のハイマウントストップランプのケーブルのカプラーをスルーホール（画像３の③）から通し，グロメットを固定して，ケーブルをカプラー（画像３の①）に接続します

右側のリヤビューカメラの配線ケーブルをスルーホールを通し③カプラーに②接続します

なお，この際，ケーブルがトランク内側の金属エッジにあたり被覆が削られないように，スポンジテープを貼り保護します①

車両中央のナット６ヶ所④，両端のボルト４本（画像４の①）を中央から両側に均等に締めると完成です