東善寺（高崎市・旧倉渕村）

旧権田村（現高崎市倉渕町権田・平成18年1月23日に合併するまでは旧倉渕村）は旗本小栗家の所領でした。東善寺は小栗家五代政信公を中興開基とする曹洞宗のお寺です。
幕末の勘定奉行として辣腕をふるい、横須賀造船所を造るなど後世への貢献も大きい小栗上野介忠順は幕末の領主で、薩長軍の江戸攻撃には徹底抗戦を唱えましたが、受け入れられずここ東善寺を仮住まいにしました。後に、観音山に移りますが、「ここから太政大臣を出す」と子弟の教育に当たりました。しかし、薩長軍にとらえられ斬首されました。境内には小栗上野介と栗本鋤雲の胸像や小栗上野介とその家族・家臣の墓所があります。また、遺品館や本堂には小栗上野介の資料を展示しています。
拝観料無料：ただし遺品館は100円

Photo Canon EOS 30D
H18.9.15
住所: 高崎市倉渕町権田169