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妙心寺壽聖院(京都市右京区)

石田三成公一族の菩提所・壽聖院
2007年01月25日
カテゴリ : 京都府 > 観光 > 社寺・教会
壽聖院は臨済宗妙心寺派に属し、大本山妙心寺の塔頭寺院の一つです
慶長4(1599)年に石田三成が、その父である正継の菩提寺として、当時学徳高き伯蒲禅師を院主に迎え創建したものです。 創建当時の壽聖院は、今日の敷地の四倍を有し、周囲には堀と土塀をめぐらし、本堂は壮大を究めました。客殿の軒先は金箔瓦で葺きあげ、さながら石田家京都屋敷の観を呈するものであったと伝えられています。
しかし、慶長5(1600)年関ヶ原の戦いにて、三成公率いる西軍は敗れてしまい、当院も縮小を余儀なくされます。境内はもとの四分の一の大きさとなり、壽聖院の北門であった門は妙心寺全体の北門として現在は利用され、当時の勝手口が現在壽聖院の正門として残るのみです。
一度全て取り壊された建物はしばらくして建て直されました。
平成29(2017)年7月より令和2(2020)年2月まで、本堂の大改修工事を行った際に出てきた当時の棟札には、「寛永8(1631)年に壽聖院が再興されたことを祝す」と記されています。
また、本堂の前に広がる庭園は絵師狩野永徳が設計したもので、その景観は桃山時代より変わっておりません。庭園にある瓢箪池は、三成公の指示により、主君の豊臣秀吉公の戦勝の瓢箪印をモチーフに造られています。
関ヶ原の戦いで石田三成は敗北しましたが、嫡男重家は住職である伯蒲恵稜の手によって剃髪し、徳川家康も助命しました。
石田正継像をはじめとした文化財を所蔵しています。石田正継像は土佐光信もしくはその弟子により描かれたとされ、平成24(2012)年5月に国の重要文化財として指定されました。
また、宗亨禅師(長男重家)が三成にかかわる歴史を記した『霊牌日鑑』も当時の貴重な資料として伝わっています。
三成が朝鮮の役の時に当院住職伯蒲禅師に送った袈裟と、その書状、壽聖院庭園を手掛けた狩野永徳屏風画や、海北友松の描いた「猿回し」の絵など400年の歴史を感じさせる様々な文化財が残されています。
文化財を創り出す若い人材を育てる「襖絵プロジェクト」の絵師・村林由貴氏が描いた本堂と書院の襖絵「稲穂に雀図」「風浪双鯉図(ふうろうそうりず)」もあります。

第57回京の冬の旅
(令和5(2023)年1月7日(土)〜3月19日(日)

 受付時間
  10:00~16:30(16:00受付終了)
 料金
  大人(中学生以上)800円 小学生400円

H19.1.20
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R5.1.23(写真差し替え)
住所: 京都府京都市右京区花園妙心寺町44

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