関ヶ原古戦場・黒田長政、竹中重門陣跡（関ヶ原町）

岡山〔丸山〕烽火場には「黒田長政、竹中重門陣跡」の石碑があります。
この場所に、黒田長政と竹中重門が陣をしきました。
黒田長政は黒田官兵衛孝高（如水）の子で父の隠居後、家督を継ぎ、豊前中津城主でした。
関ヶ原の戦いでも戦功により筑前52万3千石を与えられました。
また、竹中重門は竹中半兵衛重治の子で父の死後、家督を継ぎました。
当初は西軍に属していましたが、後に東軍につきました。
合戦後には、小西行長を捕らえるという戦功をあげ、所領を安堵されました。また、関ヶ原の地が竹中氏の領地であった事などから徳川家康より戦没者の供養料として１千石の米を下賜されました。
竹中半兵衛重治と黒田官兵衛孝高という豊臣秀吉の創業期の軍師の息子２人が、同じ場所で東軍に味方したということにこの戦いの本質があるような気がしました。

Photo Canon EOS 30D
H19.3.27
住所: 岐阜県不破郡関ヶ原町大字関ケ原