月照寺(松江市)
松江藩主の菩提寺・あじさい寺として知られる月照寺
2007年06月19日
月照寺は山号は歓喜山、浄土宗の寺院です。
歴代松江藩主松平家の菩提寺です。もともと洞雲寺という禅林でしたが、徳川家康の孫に当たる松江藩初代藩主松平直政公が寛文4(1664)年、生母月照院の霊碑を安置するため、浄土宗の蒙光山(むこうさん)月照寺として改称復興したのが始まりです。
更に、二代綱隆公が父の遺命により境内に廟を造り山号を歓喜山と改めて以来、9代にわたる藩主の菩提寺として栄えてきました。
国の史跡に指定されている境内には、松平家九代までの各廟所のほかに、鐘桜・唐門、小泉八雲の随筆に登場する巨大亀形の寿蔵碑、茶聖七代不昧公ゆかりの茶室大円庵、毎年4月の不昧公忌に茶筌供養が行われる茶筌塚、茶の湯の井戸、不昧公の恩願を受けた力士雷電の碑などがあります。また、宝物館には松江藩主ゆかりの遺品などが数多く展示されています。また、あじさい寺として知られ、6月中旬からはあじさいの花が咲き誇ります。
私が訪れたのは6月初旬で、見頃には少し早かったですが、それでもかなりの数のあじさいが咲いていました。
松江藩主の立派な墓所とともに見どころいっぱいのお寺です。
拝観時間 8時30分~17時30分(4~10月)、8時30分~17時(11~3月)
拝観料 大人500円 高校生・中学生300円 小学生250円
Photo Canon EOS 30D
H19.6.9
住所: 松江市外中原町179
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