三原城(三原市)
三原城は、小早川隆景が毛利氏の広島築城と相前後する天正8(1580)年、沼田川口の三原の小島をつないだこの場所に城郭を築き新高山城から居城を移しました。
天正15(1587)年、隆景は豊臣秀吉から筑前国を加増され、名島城に移りましたが、養子秀秋に家督を譲った後は、三原城に隠居しました。
慶長5(1600)年関ヶ原合戦の後は福島正則が安芸・備後を与えられ三原城は福島正之が城主となりました。元和5(1619)年、福島正則が改易された後は、浅野長晟が広島へ入ることになり、三原城は、浅野家筆頭家老・浅野忠吉が紀伊新宮から入り代々城主となり明治まで続きました。
昭和32(1957)年12月11日、現存している天主台とその周りの内堀一帯が国の史跡に指定されました。
昭和50(1975)年の山陽新幹線開業およびその後の三原駅高架化により、高架が本丸および天主台跡を貫いていることもあり、城地は寸断され、現在の姿になりました。平成19(2007)年度より「三原城跡歴史公園」として天主台跡を囲む堀の周囲の景観を保存し、公園化する工事が進められ、平成29(2017)年2月4日、完成式が行われました。
平成29(2017)年4月6日、続日本100名城(172番)に選定されています。
かつては三原城は海に向かって船入りを開いた「浮城」でしたが現在はJR三原駅があるなど市街地化でその面影はありません。しかし日本でも最も大きな天主台が残ります。ただし天守閣が建築されたことはありません。天主台にはJR三原駅構内から登ります。(開放時間は6:30~22:00)
隣接する「隆景広場」には小早川隆景の銅像が立っています。その他船入櫓跡及び本丸中門跡が残ります。
Photo Canon EOS 30D
H20.6.13
住所: 広島県三原市館町
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