瑞巌寺(松島町)
瑞巌寺は正しくは松島青龍山瑞巌円福禅寺という臨済宗妙心寺派の寺院です。
天長5(828)年、慈覚大師円仁により開創され、天台宗延福寺と称しました。
鎌倉時代中期の13世紀半ば、執権北条時頼公が法身性西和尚(俗名真壁平四郎)を開山とし円福寺と改称、建長寺派の禅寺に改めました。円福寺は鎌倉幕府庇護のもとに大いに栄え、室町時代にも五山十刹制度の諸山に位置づけられ、末寺を作り発展しました。
しかし戦国時代に寺勢は衰え、その末期に妙心寺に属しました。江戸時代の初め、仙台62万石の祖となった伊達政宗が、師傅虎哉禅師のすすめで現在の大伽藍を完成させました。工事は慶長9(1604)年に始まり、檜、杉、欅の良材を熊野に求め、京都・根来の名工を集め、5年がかりで完成しました。本堂御成玄関、庫裡廻廊は国宝に、御成門、中門は重文に指定されています。
寛永13(1636)年、伊達政宗の遺言で来松した名僧雲居禅師の努力で名実ともに奥羽に冠する大寺院となり、周辺にも円通院、陽徳院、天隣院等が造営され、江戸時代中期には30に余る寺街が形成されるに至ります。
昭和60(1985)年から10年間、211面の障壁画群の保存修理と、創建当初への復元模写事業が行われ、平成7(1995)年に完成しています。
宝物館では、伊達政宗の17回忌に夫人陽徳院の発願で制作された、文禄2(1593)年27歳当時の姿を再現した「伊達政宗公甲冑像」や慶安3(1560)年の生前に制作された「陽徳院像」や歴代藩主の画像など伊達氏ゆかりの品々を見ることができます。
平成21(2009)年9月1日から平成28(2016)年までの間本堂などの保存修理が行われ、その間は本堂、中門、御成門は非公開になりその代わりに庫裏と陽徳院御霊屋が特別公開されました。
平成30(2018)年には10年に及んだ「平成の大修理」が完了し、創建当初の姿が現在に甦りました。
拝観時間
4月~11月 8:30 ~ 17:00
12月~3月 9:00 ~ 16:00
拝観料 大人(高校生以上)700円 小人(小中学生) 400円
H21.7.25
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
R6.5.4(写真差し替え)
住所: 宮城県宮城郡松島町松島字町内91番地
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