浄土寺(小野市)
重源が建立した浄土堂が現在も残る浄土寺
2009年10月13日
浄土寺(じょうどじ)は真言宗の寺院で山号を極楽山と称します。
前身は現在の浄土寺の西側にあった広渡寺で、奈良時代中期(西暦700年代)に行基菩薩によって創建されたと伝えられています。
その後、広渡寺は兵火で荒廃していましたが、後白河法皇の要請を受けた奈良東大寺の重源上人が建久3(1192)年に現在の場所に復興し、浄土寺と呼ぶようになったといわれています。
鎌倉時代のはじめ、源平合戦で焼失した東大寺復興の大勧進職となった重源上人は、その資金を得るため東大寺の荘園「大部荘」の開発に乗り出すと同時に、自らの信仰の道場とするため浄上寺を建立しました。そのため浄土寺境内の建物配置は重源の阿弥陀信仰に基づく神仏習合思想が反映されていると考えられています。
浄土寺には重源により来迎の様子を再現するために建てられた浄土堂(浄土堂と快慶作阿弥陀如来三尊像はいずれも国宝)、薬師堂、八幡神社本殿・拝殿(国重要文化財)、開山堂、鐘楼(県指定文化財)など多数の文化財が伝えられています。
国宝の有名な浄土堂(阿弥陀堂)は、大仏様建築で現存しているものはこの浄土堂と開山堂、東大寺南大門のみです。
また、浄士寺を中心として周辺には皆頭寺院(子院)が建ち並んでいました。現在は歓喜院と宝持院の2院ですが、かつて浄士寺の周辺には、14の塔頭寺院があったとされ、江戸時代末期の絵図でも9つの塔頭寺院が確認できます。
拝観時間 9:00〜12:00 / 13:00~17:00
(ただし10月〜3月は16:00まで)
※12月31日・1月1日は堂内拝観不可
浄土堂内、阿弥陀三尊立像拝観料
500円
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H21.10.4
住所: 小野市浄谷町2094
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