清涼寺〔嵯峨釈迦堂〕(京都市右京区)
徳川綱吉とゆかりの深い清涼寺(嵯峨釈迦堂)
2005年11月22日
清涼寺は、山号は五台山、浄土宗の寺院で、嵯峨釈迦堂の名で知られています。
この地には、一説では『源氏物語』の主人公の光源氏のモデルであったといわれる源融の山荘、棲霞観(せいかかん)があり、融の没後、棲霞寺としたのが当寺の始まりです。
天慶8(945)年に等身大の釈迦像が安置され、これが通称の由来ともいわれています。
その後、インド、中国、日本の三国伝来となる釈迦如来立像を持って宋(中国)から帰国した奝然上人が、その像を安置するため、愛宕山を中国の五台山に見立てた「大清涼寺」の建立を計画しましたが、志半ばで没したため、弟子の盛算が清涼寺を建立して像を安置しました。
昭和28(1953)年、背中に蓋が発見され、中に内臓を模した絹製の五臓六腑などが納められていたことから、生身のお釈迦様とも呼ばれています。
本堂は、元禄14(1701)年に徳川5代将軍綱吉、その母桂昌院らの発起により再建されたもので、本尊の釈迦如来立像(国宝)を安置しており、霊宝館には阿弥陀三尊像(国宝)、文殊菩薩騎獅像(重文)等、多数の文化財が祀られています。
仁王門など立派な建物が多かったです。
参拝時間 9:00〜16:00(4月、5月、10月、11月は9:00〜17:00)
拝観料 一般400円、中高生300円、小学生200円
霊宝館特別公開4月、5月、10月、11月
拝観料 一般700円、中高生500円、小学生300円
H17.3.18
Photo Canon EOS 30D
H20.11.18(写真差し替え)
住所: 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46
関連リンク
タグ
地図
関連情報