大覚寺(京都市右京区)
皇室に縁の深い門跡寺院・大覚寺
2005年11月22日
大覚寺の正式名称は「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といい、真言宗大覚寺派の本山です。
門跡寺院とは、天皇または皇族が住職に就かれた寺院のことです。
平安時代、嵯峨天皇の離宮嵯峨院が建立され、弘法大師(空海)も幾度も立ち寄られました。その後、天皇崩御の後の貞観18(876)年に嵯峨天皇の皇女正子内親王(淳和天皇皇后)が清和天皇に上奏して大覚寺に改め、嵯峨天皇の孫にあたる桓寂法親王が初代の住職に就いたのが大覚寺の始まりです。
その後一時荒廃しましたが、徳治2(1307)年に後宇多天皇が入寺し、寺を復興するとともに大覚寺統を形成しました。以後、持明院統と皇位継承について争い、南北朝時代には南朝の御所となり、明徳3(1392)年当寺で南北両朝の講和が成立しました。
宸殿は、後水尾天皇の中宮東福門院の旧殿を移築したもので、内部は、狩野山楽筆の「牡丹図」、「紅白梅図」などの豪華な襖絵で飾られています。その外、御影堂、霊明殿、五大堂、安井堂、正寝殿、庫裏などの堂宇が建ち並び、旧御所の絢爛さを今に伝えています。
また、現在では、近畿三十六不動尊霊場の第十三番札所として、全国から参拝者が訪れます。
大沢の池は中国の洞庭湖を模して嵯峨天皇が築造したものと言われています。池畔には桜や楓が約700本、池内には約3000株もの蓮が自生しており、平安時代から変わらない風光明媚な風景を今に楽しむことができます。また日本三大名月観賞地であることから観月の名所として知られ、中秋の頃に観月の夕べが催されます。
皇室にゆかりの深い寺とういだけあって、建物や庭園も御所風というか、格式が高い感じがします。
拝観・開館時間 9:00~17:00
拝観料 大人500円、小人(小中高生)300円
H17.3.18
Photo Canon EOS 30D
H20.11.18
住所: 京都府京都市右京区嵯峨大沢町4
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