商家資料館(日南市)
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本町は飫肥城下町における約400年前からの商人町です。
とりわけ、明治時代以降は飫肥杉の取引や南宮崎の政治、経済の中心地として栄えてきました。その繁栄を今に伝えるのが商家資料館です。
この建物は、慶応2(1866)年の本町大火後、明治3(1870)年に本町の商人で山林地主であった山本五平が建てました。木造一部2階建ての白漆喰の土蔵造りで、樹齢200年以上の飫肥杉がふんだんに使用されています。本町の町屋は一般に間口が狭く、奥行きが深い。この建物も玄関口は商売用で、奥に居住空間があり、通路としての土間が奥まで続いています。
明治24(1891)年には本町の素封家高橋源次郎の所有となり、「正せん館」と名付けられて青年商工会の集会所や泰平踊り練習所として使用されました。昭和3(1928)年、妹尾家がこれを買取り、金物屋を開きましたが、昭和58(1983)年に本町通りの拡幅に伴い、市が寄贈を受けて、旧所在地から約60m離れた反対側に移築、復元して商家資料館としました。
館内には、江戸時代以降の本町商人が使用していた道具約250点を展示しており、商人の生活習慣を知る上で貴重な資料です。
(現地説明板より)
開館時間 9:30~16:30
入館料(共通券) 大人610円 高校生・大学生460円 小中学生360円
※豫章館、松尾の丸、歴史資料館、小村記念館、旧山本家、商家資料館、旧高橋源次郎家の共通
休館日:12/29・12/30・12/31
Photo Minolta Dimage 7Hi
H16.9.11
住所: 宮崎県日南市飫肥8丁目1−19
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