旧武藤山治邸〔旧鐘紡舞子倶楽部〕(神戸市垂水区)
鐘紡舞子倶楽部として使用された旧武藤山治邸
2010年12月01日
「旧武藤山治邸 旧鐘紡舞子倶楽部」は、鐘紡の中興の祖といわれ、衆議院議員として活躍した武藤山治(むとう さんじ)が明治40(1907)年に神戸市の舞子浜に建てた住宅です。
木造2階建コロニアル様式の洋風建築で、設計は、当時横河工務所に在籍していた大熊喜邦(後に帝国議会議事堂を始めとする多くの官庁建築を主導)が担当しました。。
武藤山治の没後、昭和12(1937)年に武藤家から鐘紡に寄贈され、従業員の厚生施設「鐘紡舞子倶楽部」として利用されていましたた。
しかし、明石海峡大橋建設に伴う国道2号の拡幅工事のため、平成7(1995)年に和館は取り壊され、洋館のみが現在の狩口台7丁目に移築されました。
平成19(2007)年3月に、兵庫県は、建物とともに家具・絵画及び蔵書等調度品についてカネボウより寄贈を受け、県立舞子公園に移築復元しました。
平成22(2010)年11月7日、一般公開を開始しました。
開館時間 午前10時〜午後5時
休館日 月曜日
入場料 大人100円 高齢者(65歳以上)、高校生50円 中学生以下無料
旧武藤山治邸、孫文記念館(移情閣)、旧木下家住宅の3邸めぐり入館券 400円
Photo Canon PowerShot S95
H22.11.13
住所: 神戸市垂水区東舞子町2051
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