旧名鉄美濃駅(美濃市)
大正期の近代化遺産・旧美濃駅
2011年05月17日
名古屋鉄道美濃町線の前身は、地元有志の方々により誕生した美濃電気軌道株式会社が美濃並びに関と岐阜間の交流を図るため、明治44(1911)年2月に神田町駅から上有知(こうずち)駅間を開業しました。
開通当初は終点である上有知電車停留所は臨時につくられ、明治44(1912)年4月1日現駅舎から300m北側に初代駅舎が建設されました。また、上有知町から美濃町へと町名が改称されたため、駅名も美濃町電車停留所と改称しました。
大正12(1923)年10月1日国鉄越美南線美濃町駅が開通し、また広岡町通りが開通するのに伴い、美濃電美濃町駅舎は現在の地点に移転して新たな駅舎が建設され、駅名も新美濃町駅と改称されました。
しかし、平成11(1999)年4月1日に美濃町線の新関から美濃町駅は廃止となり、平成17(2005)年には全線が廃止となりました。
現在旧駅舎は記念館(のりものや美濃駅)となり、鉄道関連グッズや書籍が販売されています。保存されている駅舎・プラットホーム・線路はほぼ当時のままであり、大正期の近代建築の様相をそのまま残しています。
開館時間
4月~9月 9:00~17:00
10月~3月 9:00~16:30
休館日 毎週火曜日、年末年始
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H23.4.16
住所: 岐阜県美濃市広岡町2926-1
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