建長寺(鎌倉市)
建長寺は、山号は、巨福山(こふくさん)、は建長興国禅寺(けんちょうこうこくぜんじ)という臨済宗建長寺派の大本山です。
建長5(1253)年鎌倉幕府第5代執権北条時頼を開基とし、は南宋の禅僧蘭渓道隆を開山として創建されました。
鎌倉五山の第一位です。
正応6(1293)年4月12日に発生した鎌倉大地震により建造物の大半が倒壊炎上、元から来日した一山一寧を第十世に任じて再建にあたらせました。修復費用を調達するため「建長寺船」が鎌倉幕府公認で元におくられました。
その後も度々の火災で創建当初の建物を失いました。江戸時代には徳川家の援助で主要な建物が新築または他所から移築されましたが、大正12(1923)年の関東大震災でも甚大な被害を受けました。
総門は、天明3(1783)年の建立で、昭和18(1943)年に京都の般舟三昧院(はんじゅざんまいいん)から移築されたものです。
三門は、銅板葺きで安永4(1775)年の再建で建長護国禅寺の額は後深草天皇の直筆です。
仏殿は、徳川秀忠夫人崇源院の霊屋を建て替えに際し、譲渡されたもので、正保4(1647)年に建長寺に移築され本尊の地蔵菩薩像を祀っています。唐門も仏殿と同じく、崇源院霊屋からの移築です。
法堂は、文化11(1814)年の建立です。
JR北鎌倉駅 徒歩13分
8時~16時30分
拝観料 300円
駐車場 有料20台
H13.9.5
Photo Canon EOS M3
H27.11.14(写真差し替え)
住所: 神奈川県鎌倉市山ノ内8
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