鶴岡八幡宮(鎌倉市)
武士の都の中心地・鶴岡八幡宮
2006年01月23日
鶴岡八幡宮は、八幡神(応神天皇、比売神、神功皇后)を祀る神社です。
康平6(1063)年、源頼義が源氏の氏神として由比ヶ浜に石清水八幡宮を勧請したのが始まりで、治承4(1180)年、源頼朝が政権の中心地として現在地に移しました。
大永6(1526)年、里見義豊と北条氏綱の戦いで焼失しましたが、北条氏綱が再建しました。
江戸時代には、徳川幕府の庇護を受け多くの建物が建てられました。
鎌倉幕府滅亡後も武家の崇敬を集め、手厚く保護され現在に至っている。本宮(上宮)は文政11(1828)年に徳川家斉が再建した流権現造です。
境内にあった銀杏は、建保7(1219)年1月27日、実朝暗殺の際に、公暁が身を潜めてから襲撃したことから「隠れ銀杏」と言われており、昭和30(1955)年、神奈川県の天然記念物に指定されていましたが、平成22(2010)年3月10日に、強風のために大銀杏は根元から倒れ、3月15日、根元から高さ4メートルまでが、7メートル離れた場所に移植されました。根付かせると同時にその親木からのヒコバエと、大銀杏があった場所に生えるヒコバエを育てています。
源氏池は、鶴岡八幡宮の表参道の東西に池があり、源平池と言われています。東の池(源氏池)には島が三つ、西の池(平家池)には島が四つあ り、それぞれの島の数が源氏の繁栄(三=産)と平家の滅亡(死=四) をあらわしているとも北条政子が左の池に紅蓮(赤は平家の旗印)を、右の池に白蓮(白旗は源氏の象徴)を植えたからとも言われています。
鎌倉駅徒歩10分
H13.9.5
Photo Canon EOS M3
H27.11.14(写真差し替え)
住所: 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
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