長谷寺(鎌倉市)
由比ヶ浜の眺望が素晴らしい・弁天窟の長谷寺
2006年01月25日
長谷寺は、山号を海光山、院号を慈照院といい浄土宗系統の単立寺院で、長谷観音と通称されています。
天平8(736)年の創建と言われる古寺です。大和の長谷寺(奈良県桜井市)の開基でもある徳道を藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として開山したといわれています。この十一面観音像は、観音霊場として著名な大和の長谷寺の十一面観音像と同木から造られたといわれています。養老5(721)年に徳道は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体(本)を本尊としたのが大和の長谷寺であり、もう1体(末)を祈請の上で海に流したところ、その15年後に相模国の三浦半島に流れ着き、そちらを鎌倉に安置して開いたのが、鎌倉の長谷寺であるとされています。
関東大震災による当山の罹災は甚だしく、旧来の建物は止む無く建替えとなり、災害から本尊をお守りするため、鉄筋による再建が進められました。そして、昭和61(1986)年、罹災から実に60年以上の歳月を費やし現在の堂宇は完成に至りました。
花の寺としても有名であじさい、ムクゲ・フヨウ・シュウカイドウが美しい寺院です。
江ノ電「長谷駅」より徒歩5分
夏時間( 3月1日~9月30日)8:00~17:00(閉山17:30)
冬時間(10月1日~2月末日)8:00~16:30(閉山17:00)
一般入山者 大人300円 子供(小学生まで)100円
H13.9.5
Photo Canon EOS M3
H27.11.14(写真差し替え)
住所: 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11-2
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