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本居宣長旧宅(松阪市)

書斎の「鈴屋」で知られる本居宣長旧宅
2012年04月04日
カテゴリ : 三重県 > 観光 > 建物・史跡
本居宣長旧宅は本居宣長が12歳のときから、亡くなる72歳まで住んだところで、書斎の名を取って「鈴屋(すずのや)」と呼ばれるこの家は、宣長の祖父が養母の隠居屋敷として元禄4(1691)年に職人町の清光寺の門前に建て、享保11(1726)年に魚町一丁目に移したものです。
宣長は、母弟妹らとおもに父が没した翌寛保元(1741)年にこの家に移り住み、以後本居家の居宅として明治に至りました。宣長はこの家で医者としての仕事をし、古典の講義をしたり、歌会を開いたりしていました。二階の書斎は、宣長が53歳の天明2(1728)年に物置を改造して設けたもので、床の間の柱に掛鈴を下げていたことから「鈴屋」と呼ばれています。
保存と公開のため、明治42(1909)年に魚町1丁目から現在地の松坂城隠居丸跡に移築しました。その宅跡には息子・春庭の住居や土蔵が残されています。
昭和28(1953)年3月31日、国の特別史跡にしています。
宣長が医療活動をした「店の間」「仏間」、また講釈や歌会に使用し、二階増築までの書斎であった「奥の間」など一階の各部屋は内部を見ることができます。二階の「鈴屋」は保存のために上がって見ることは出来ませんが、外部の石垣の上から見学することができます。
また、敷地内には鈴屋遺蹟保存会旧事務所があります。明治42(1909)年に本居宣長旧宅が、松坂城隠居丸跡に移築されるに伴い、その管理事務所として建てられたものです。
旧事務所は昭和45(1970)年に本居宣長記念館の開館により、一時は郷土資料展示室や松阪市史編纂室に転用されましたが、昭和63(1988)年からは茶席「桜松閣」として使用されています。
唐破風の堂々とした玄関が特徴の立派な建物で、平成19(2007)年正門と塀、倉庫と共に国の登録有形文化財に指定されました。
解説をして下さったボランティアの方に庭も案内して頂き、鎌倉絞という珍しいサザンカや、徳川頼宣お手植えの姥目樫があることを教えて頂きました。
松坂城の表門跡にある松が蒲生氏郷お手植えで、松坂の地名の由来になったことも教えて頂きました。


Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H24.3.8
住所: 三重県松阪市殿町1536-7

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