高岡大仏〔大佛寺〕(高岡市)
日本三大仏の一つ・高岡大仏〔大佛寺〕
2012年05月13日
大佛寺は、山号は鳳徳山、浄土宗の寺院の寺院です。創建年や開基については不詳です。境内にある境内にある銅造阿弥陀如来坐像は高岡大仏として知られています。
高岡大仏は、坂下町極楽寺第15世等誉上人が大仏建立を誓い、延享2(1745)年、木造金色の仏像を建立したのが始まりです。
しかし、その像は文政4(1821)年に焼失、その後、天保12(1841)年に再興されましたが、これもまた明治33(1900)年の大火で焼失しました。
現在の大仏は、篤信家の松木宗左衛門が大仏の再建を発願し、明治40(1907)年に造営事業が着手されました。
その後、中川原町の荻野宗四郎らの協力により、20有余年の歳月を経て昭和8(1933)年に全工程を完了、5月に開眼式が行われました。
昭和55(1980)年に11m後ろへ下がった現在の場所へ移転・補修されました。
原型は中野双山、古式鋳造法である焼型重ね吹きの技法で、鋳造から着色に至るすべての工程を高岡の工人・職人達の手で行った記念すべき大作です。
昭和33(1958)年に建載された円輪光背には、阿弥陀仏の仏徳を一字で表現するキリークという梵字が頂点に配されており、大円輪の光背がそびえる大仏尊は世に珍しく、奈良・鎌倉の大仏とともに日本三大仏と称されています。
Photo Canon EOS5D MarkⅡ
H24.4.28
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H24.4.28
住所: 富山県高岡市大手町11-29
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