盛岡城跡公園(岩手公園)に開館したもりおか歴史文化館
2012年08月04日
もりおか歴史文化館は、「もりおか・城と城下町フィールドミュージアム」をコンセプトに、城下町盛岡のルーツを探り、21世紀のまちづくりへつなげる拠点施設として平成23(2011)年7月に開館しました。
元は平成17(2005)年まで岩手県立図書館として使われていた建物を全面改装した既存建物と、それに隣接して新たに建設した増築棟から構成されています。既存建物は「今世紀を創った世界建築家100人に選ばれた菊竹清訓氏の設計により昭和42(1967)年に竣工、翌昭和43(1968)年に開館したもので、特徴的な屋根の形状は岩手山をイメージしたものです。
また、屋根棟飾り「ふたば」は、岩手出身の彫刻家舟越保武氏が製作したもので、大空に双葉を広げたその姿は伸びゆく岩手の文化を象徴しています。
1階は「観光交流ゾーン」で盛岡の代表的なお祭りなどまちあるきを楽しめる情報をご紹介。2階の「歴史文化ゾーン」では城下町成立の背景と城・城下町、盛岡の近代化、南部家の資料を中心に展示しており、盛岡の歩みをひもときます。また、盛岡城跡と城下町エリアを屋外展示として捉えています。
開館時間 4月〜10月 9:00~19:00(2階歴史常設展示室の入場は18:30まで)
11月〜3月 9:00~18:00(2階歴史常設展示室の入場は17:30まで)
休館日 毎月第3火曜日(祝、休日の場合は翌日)、12月31日〜1月1日
入館料 無料、2階歴史常設展示室 一般300円 高校生200円 小中学生100円
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H24.7.13
住所: 岩手県盛岡市内丸1番50号