石黒家（仙北市・旧角館町）

石黒家は、明暦2（1656）年、芦名氏に変わりこの地に入部した佐竹北家の佐竹義隣に召抱えられた石黒勘左衛門直起を初代とする家です。
石黒家は越中の出身で、佐竹北家では財用役や勘定役といった財政面を担当していました。
この屋敷は、嘉永6（1853）年に蓮沼七左衛門から買い受けました。薬医門には、文化6（1809）年4月27日の墨書銘との矢板があり、角館に現存する武家屋敷のなかで年代の確認されるものとしては最古の建物となっています。庭にある樹齢300年のモミの大木が立派です。
現在も石黒家の方がお住まいで、母家と蔵を公開しています。
公開時間　9時〜17時　年中無休
入場料　　大人300円　小中学生　150円

Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H24.7.13
住所: 秋田県仙北市角館町表町下丁１番地