中華街・関帝廟(横浜市中区)
三国志の関羽信仰・関聖帝君を祀る関帝廟
2006年03月08日
三国志の劉備、関羽、張飛の三義兄弟は有名ですが、横浜中華街では関羽が祀られています。華僑の間での関羽信仰は根強いものがあるそうです。
安政5(1859)年に横浜港が開港後、多くの中国人が商人や職人として横浜を訪れ、現在の山下町にある外国人居留地で暮らすようになり、文久2(1862)年、一人の中国人が関羽の木像を抱いて、現在の地にささやかな祠を開いたといわれます。これが横浜の関帝廟の始まりです。
関羽の祠は日々の暮らしの安寧や商売繁盛を願う華僑の心の拠りどころとなっていき、明治4(1871)年、華僑たちの募金によって、本格的な関帝廟が建立されました。
明治19(1886)年、関帝廟の敷地の拡張が行われ、明治24(1891)年には中華会館と関帝廟の大改築が行われました。
大正12(1923)年の関東大震災で関帝廟は倒壊、大正14(1925)年に二代目の関帝廟が中華会館の裏手に再建されました。
昭和20(1945)年5月29日、横浜大空襲で関帝廟は焼失、昭和22(1947)年に三代目関帝廟が再建されました。
しかし、昭和61(1986)年に火災で焼失し、現在の関帝廟は平成2(1990)年8月14日に再建された四代目の関帝廟です。
年中無休
開廟時間 9:00~19:00
大晦日は年越し3:00まで、旧暦大晦日は年越し2:00まで
元旦と春節(旧暦1月1日)8:00~21:00、1/2、1/3は9:00~21:00
H12.3.25
Photo Canon EOS M3
H27.12.5(写真差し替え)
住所: 神奈川県横浜市中区山下町140番地
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