今帰仁城(今帰仁村)
北山王の居城・世界遺産今帰仁城
2013年04月03日
今帰仁城は、14世紀、琉球王国成立以前に存在した北山の国王、北山王の居城でした。
14世紀の中国の史書に琉球国山北王「怕尼芝(はにじ)」「珉(みん)」「攀安知(はんあんち)」の三王が登場します。この頃の沖縄は北部地域を北山、中部地域を中山、南部地域を南山がそれぞれ支配した「三山鼎立の時代」でした。「怕尼芝」「珉」「攀安知」の三王は、その一国として北部地域と奄美諸島を支配下として中国と貿易をしていました。
しかし、1416年(1422年説もある)に中山の尚巴志によって滅ぼされ、北山としての歴史を閉じました。北山の敗北後、中山は北部地域の管理のため監守を今帰仁城に設置し、1422年以後、監守の居城としてグスクを利用しました。
しかし、1609年に薩摩軍による琉球侵攻にあい、城は炎上しました。
監守が住まなくなって以後は拝所とし精神的拠り所として参拝者が訪れています。
昭和47(1972)年、国の史跡に指定されています。平成12(2000)年11月に首里城跡などとともに、琉球王国のグスク及び関連遺産群としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。(登録名称は今帰仁城跡)
平成18(2006)年4月6日、日本100名城に指定されています。
平成22(2010)年2月22日に国の史跡地域が追加され、史跡名称が今帰仁城跡 附シイナ城跡へ改められました。
(説明板などより)
開園時間 (1〜4月、9〜12月) 8時〜18時
(5〜8月)8時〜19時
休園日 年中無休
観覧料(今帰仁村歴史文化センターと共通)
大人400円 小中高生300円
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H25.3.21
住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101
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