法金剛院(京都市右京区)
蓮の名所として名高い法金剛院
2013年09月10日
法金剛院は、 五位山と号する京都では数少ない律宗寺院です。
平安時代の始めの天長7(830)年頃、右大臣清原夏野がこの地で営んだ山荘を、没後、寺に改め、双丘寺と称したのが始まりです。
その頃、珍花奇花を植え、嵯峨、淳和、仁明の諸帝の行幸を仰ぎました。殊に仁明天皇は内山に登られ、その景勝を愛で、五位の位を授けられたので内山を五井山といいます。
大治5(1130)年に鳥羽上皇の中宮待賢門院が再興し、寺名を法金剛院と改めました。
四季折々の美しい景観は、待賢門院を深く慕ったといわれる西行の歌にも詠まれています。その後、弘安2(1279)年に円覚十万上人により再興され、融通念仏(壬生狂言・嵯峨念仏)を広め、寺門を復興し律宗に改められました。
元和3(1617)年〜元和4(1618)年に本堂、経蔵などが照珍和尚が再建されたもので、本堂内には、本尊の阿弥陀如来坐像、四本の手を持つ珍しい十一面観音坐像、僧形文殊坐像(いずれも重要文化財)などを安置しています。
また、寺宝として、蓮華式香炉(重要文化財)などの工芸品や書画など多数を蔵しています。
庭園は、昭和45(1970)年に発掘、復元されたもので、池の北側にある巨石を並べて造られた「青女(せいじょ)の滝」は、五位山と呼ばれる背後の山とともに国の特別名称に指定されています。
極楽浄土に見立てた浄土式庭園は有名で、平安末期の姿をとどめています。花の寺としても知られ、とりわけ蓮の名所として名高いです。
拝観時間 9:00 〜 16:00
拝観料 一般500円 小中学生・高校生300円
Photo SONY NEX-7
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H25.8.2
H30.3.29にも訪問
住所: 京都府京都市右京区花園扇野町49
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