史跡慧日寺跡(磐梯町)
徳一大師により開かれた国指定史跡・慧日寺跡
2014年05月29日
慧日寺は徳一大師によって平安時代初めに開かれた寺で、磐梯山を中心に栄えた会津の山々を背景とする山岳信仰を祖霊崇拝の土壌があったからだと思われます。
平安時代の中頃には最も隆盛をきわめ、その勢力は寺僧300・僧兵数千・子院3800坊にものぼり、支配権は会津はもとより新潟県の一部までおよんだと言われます。
しかし、源平合戦への参戦と敗北、伊達政宗の侵攻などたび重なる戦禍に見舞われ、わずかの建物を残しすべて焼失しました。
江戸時代には歴代藩主によって保護されたものの明治初年の廃仏希釈によって廃寺となりました。
慧日寺跡は遺構がよく保存されているため昭和45(1970)年に国史跡に指定され、更に昭和61(1986)年に追加指定を受け現在その調査研究が続けられています。
広さ17万平方メートルの史跡内には多くの建物礎石が露出し、往年の慧日寺の一端をかいま見ることが出来ます。
指定地は、町内3地区に大きく分散しており、それぞれ「本寺地区」「戒壇地区」「観音寺地区」と称しています。
磐梯町では、昭和60(1985)年度から「本寺地区」を中心に発掘調査を継続しており、平成15(2003)年度からはその成果をもとに本格的な史跡整備事業に取り組んでいます。整備に際しては、慧日寺の初期の伽藍を対象とする方針を定め、金堂跡、中門跡では建物の実物大復元を行いました。また、講堂跡・食堂跡などは礎石の露出表示整備を行い、建物跡の平面形がわかるようにしています。さらに伽藍周辺部分は植栽等によって史跡の環境整備にもつとめています。
開園時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
開園期間 4月1日から11月30日まで(開園期間中は無休)
入園料金 大学生・一般500円、高校生400円、小中学生300円
(磐梯山慧日寺資料館と共通)
(現地説明板より)
Photo Canon EOS 5D MarkⅡ
H26.5.3
住所: 福島県耶麻郡磐梯町磐梯
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