加久藤城（えびの市）

加久藤城（かくとうじょう）の前身は、真幸院の領主北原氏が徳満城の支城として築いた久藤城（ひさふじじょう）です。
島津忠平（後の島津義弘）は、永祿7（1564）年5月加世田より北原氏の属城であった久藤城を修補して、加久藤城として、ここに移りました。時に30歳でした。同年11月17日、城主北原兼親が伊集院に移封されると同時に、飯野城に移りました。
加久藤城には5男1女をもつ広瀬夫人を置き、老臣川上三河守忠智をして、ここに守らしめました。
加久藤城は元亀3（1572）年5月4日木崎原合戦において、伊東勢攻撃の主目標となったが伊東勢は、攻略に失敗し、木崎原に退き大合戦となり、壊滅的敗戦を喫しました。
（現地説明板などより）

Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H26.7.19
住所: 宮崎県えびの市小田