清普寺(能勢町)
清普寺(せいふじ)は、山号は正行山、日蓮宗の寺院です。
慶長6(1601)年、能勢頼次が日蓮宗中興の祖とされる日乾上人の弟子、日然上人を開山に招き、父頼幸の菩提のために建設したのが始まりです。
本堂は「能勢家霊名簿」によると、元和2(1616)年の建設です。桁行7間、梁間5間、入母屋造茅葺で、日蓮宗方丈型の本堂としては府内で最も古く、当初材もよく残り貴重です。
又、能勢家累代の墓石群等は、周辺の緑の環境と一体化し、歴史的景観を形成しています。
庫裏は宝永4(1707)年〜享保2(1717)年に建設されました。
桁行12間、梁間4間半、本堂と棟通りを直角に南向きに配置されています。屋根は入母屋造茅葺で、主体部分は良好に残っており、本堂と一連の遺構として貴重です。
表門は桁行1間の切妻造本瓦葺の薬医門で、元文5(1740)年〜寛延2(1749)年の建設です。小規模で簡素な門ですが、本堂を中心とした伽藍構成施設として価値があります。
鐘楼は境内の南寄りの高い所に位置し、18世紀後半の建設といわれています。桁行、梁間とも3.3m余り、入母屋造茅葺の安定感のある鐘楼として細部意匠にも工夫がこらされており、伽藍の構成要素としても価値があります。
以上のように、清普寺は17世紀初めから18世紀後半にかけて順次建設された日蓮宗寺院の伽藍施設がよく残されています。
(現地説明板より)
Photo SONY NEX-7
H26.12.13
住所: 大阪府豊能郡能勢町地黄815
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