鰐淵寺(出雲市・旧平田市)
紅葉の名所で浮浪の滝は弁慶修行の地・鰐淵寺
2015年02月01日
鰐淵寺は、山号は浮浪山、院号は一乗院、正式には浮浪山一乗院鰐淵寺という天台宗の寺院です。
開山は推古2(594)年、信濃国の智春上人が推古天皇の眼疾を浮浪滝に祈って平癒されたので、その報賽として建立された勅願寺です。天竺(印度)霊鷲山の艮地が欠けて浪に浮かんで流されてきた土地で浮浪山と称します。上人密法を修し給う折、誤って碗の仏器を滝壺に落とされたとき、鰐魚(わに)が鰓(えら)にかけ浮かび上がったことにより寺号を生じています。
伝教大師が比叡山に天台宗を開かれると、慈覚大師の薦めもあり、日本で最初の延暦寺の末寺となりました。又、早くより出雲大社との関係を密にし別当寺ともなりました。
元弘2(1333)年後醍醐天皇が隠岐遷幸の折、長史頼源が国分寺御所に伺候して、ご宸筆の願文(重要文化財)を賜りました。
永禄年間には和多坊栄芸が毛利元就の尼子攻めに助力したため、天正5(1577)年孫の毛利輝元はこの栄芸の功労を愛で本堂を再建しました。
又、弁慶は18歳で当山に入り、三年間修行の後、書写山から比叡山に登ったと伝えられており、その伝説や遺品に事欠きません。一方、23,635坪の山内は自然に恵まれ、春は緑の香にむせび、秋は深紅になる「いろは紅葉」が全山を覆います。
浮浪の滝は修験者の守護神蔵王権現の聖地とされ、弁慶も修行したとされています。滝壺の奥に蔵王堂がはめ込まれるようにあり、神秘的な姿です。
拝観時間 8:00~17:00
入山料 大人500円 中・高生300円 小学生200円
Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H26.12.30
住所: 島根県出雲市別所町148
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