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別子銅山〔マイントピア別子端出場ゾーン〕(新居浜市)

旧火薬庫を利用した延長333mの観光坑道で当時を体験・別子銅山〔マイントピア別子端出場ゾーン〕
2015年04月02日
カテゴリ : 愛媛県 > 観光 > 建物・史跡
別子銅山は、元禄4(1691)年に開坑し、昭和48(1973)年に閉坑するまでの283年間、連綿と65万トンもの銅を産出してきました。
別子銅山の産業遺産は、四国山脈の海抜1300mの別子山上から、瀬戸内海の海上の四阪島まで散在しています。
採鉱当初は、別子山上から、時代とともに新居浜市側へ移ってきました。江戸時代は長崎貿易の輸出品の棹銅を最も大量に産出し、長崎からオランダ、中国へと輸出され、東アジア各国の銅銭材料となり貨幣経済を支えてきました。
明治維新後は、西洋の最新技術を導入し、当時の支配人広瀬宰平は、明治7(1874)年、フランス技師ルイ・ラロックを雇い、その別子鉱山目論見書(企画書)に基づき採鉱、製錬、運搬の近代化を成功させました。
明治26(1893)年、製錬所の煙害問題が発生し、支配人の伊庭貞剛は、その解決のため沖合20kmの四阪島へ製錬所を移し、明治38(1905)年操業を開始しました。その後、35年の歳月をかけ脱硫・中和装置を設置し、昭和14(1939)年煙害問題は解決しました。
そして一方伊庭は荒れ果てた別子の山々に毎年100万本の植林を開始し、坑水を河川に流さないよう坑水路と中和処理施設を設置するなど、環境対策に力を注ぎました。
銅山遺跡は、旧別子、角石原、東平、端出場、立川、山根、上原、惣開、星越、四阪島、新居浜と各地にありますが、その内東平、端出場が現在マイントピア別子として別子銅山の施設跡などを利用したテーマパークとして活用されています。
端出場(はでば)ゾーンは、海抜156m、国領川の両岸に位置します。
明治26(1893)年、下部鉄道の終点となり、物資輸送の中継所から発展しました。
明治45(1912)年、端出場水力発電所が設置され、石ヶ山丈の貯水池から送水管を伝って落差597.18mの流水が発電所をまわしました。
大正4(1915)年に第四通洞が完成し、昭和5(1930)年に採鉱本部が東平から移転し、昭和48(1973)年の閉山まで採鉱の拠点でした。
平成3(1991)年には、かつての産業遺跡を活用した観光施設マイントピア別子端出場ゾーンがオープンしました。旧火薬庫を利用した延長333mの観光坑道で当時の様子を体験することができます。
その他当時のままの中尾トンネルや芦谷川鉄橋を鉱山鉄道が走ります。また旧水力発電所や住友の共同厚生施設だった旧泉寿亭などが残ります。

鉱山観光
 料金 大人(中学生以上)1200円、中高生800円、3歳以上〜小学生600円 3歳未満無料
 営業時間 
  春休み~10月 9:00~18:00
  11月     9:00~17:00
  12月~春休み 10:00~17:00
   最終受付は終了の1時間前

Photo Canon EOS 5D MarkⅢ
H27.3.14
住所: 愛媛県新居浜市立川707-3

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