カトリック松が峰教会（宇都宮市）

カトリック松が峰教会は、本格的なロマネスク様式（11～12世紀に西ヨーロッパに広まった美術・建築様式）に基づいた教会堂で、現在わが国に残る最大の大谷石建造物です。設計者は、スイス人建築家Mx.ヒンデル(函館のトラピスチヌ修道院を設計)です。
本教会の創立者カディヤック神父は、教会堂建築のために資金を集め、昭和7（1932）年11月に完成しました。教会のアンジェラスの鐘は、第二次世界大戦中の金属回収によって供出され、現在のものは昭和57（1982）年に鋳造されたものです。
2階にある聖堂の内外壁に用いられている大谷石は、旧帝国ホテルに用いられた場所と同じ大谷の採石場から切り出されたものに、石工職人によりさまざまな意匠が施されています。
（現地説明板などより）

Photo Canon EOS M3
H27.11.8
住所: 栃木県宇都宮市松が峰１丁目1-5