「名水百選」に選定された「お鷹の道・真姿の池湧水群」
2016年01月16日
真姿の池は、都内では青梅市の御岳渓流とともに環境庁の「名水百選」に選定された「お鷹の道・真姿の池湧水群」の一部であり、東京都の都市計画国分寺緑地にも指定されています。また周辺は東京都の国分寺崖線緑地保全地域にも指定されています。
真姿の池の名の由来は、嘉祥元(848)年不治の病に苦しんだ玉造小町が、病気平癒祈願のため国分寺を訪れて21日間参詣すると、1人の童子が現れ、小町をこの池に案内し、この池の水で身を清めるようにと言って姿を消したので、そのとおりにしたところ、たちどころに病は癒え、元の美しい姿に戻りました。それから人々はこの池を真姿の池と呼ぶようになったという伝説からきています。真姿の池は「新編武蔵風土記稿」に「広さ二間四方ばかり、池中の孤嶼に弁天の祠宇を置く、この池水も田地へ灌ぐ」とあります。
国分寺は、寛延元(1748)年徳川御三家尾張藩の鷹狩の狩り場となり、武蔵野台地ハケにママを集め清流に小道を整備しこれが「お鷹の道」と呼ぶようになり、「真姿の池」、「元町用水路」を経由し、野川に流入しています。
周辺の雑木林は、下草の刈り払いが行われて管理が行き届いており、国分寺崖線の雑木林景観がよく保存されています。国分寺崖線とは国分寺から小金井・三鷹・調布・狛江を経て世田谷の等々力渓谷に至る標高差約15メートルほどの崖線で「ハケ」と呼ばれています。東京を代表する湧泉の価値を文化財として評価された最初の自然地理的名勝です。
(現地説明板などより)
Photo Canon EOS M3
H27.11.15
住所: 東京都国分寺市西元町1丁目