成田山東京別院深川不動堂（江東区）

成田山東京別院深川不動堂は、深川不動尊、深川不動堂の名で親しまれている真言宗の寺院です。
成田山新勝寺の東京別院にあたります。
元禄16（1703）年、成田山の不動明王を拝観したいという江戸っ子の機運を受け、成田不動の「出開帳」が富岡八幡宮の別当寺である永代寺で開催されました。安政3（1856）年まで12回開催され、1回を除き深川の永代寺が会場となりました。
永代寺は明治維新の後の神仏分離令で一旦廃寺となりましたが、明治11（1878）年に現在の場所に成田不動堂の分霊を祀り、深川不動堂として存続されました。
明治14（1881）年に本堂が完成。その後本堂は関東大震災・東京大空襲と二度にわたって焼失したが、本尊は焼失を免れました。
旧本堂は昭和25（1950）年に移築された本埜村（現在の印西市）の龍腹寺から移築され、現在は丈八の「おねがい不動尊」が安置されています。本堂は、平成23（2011）年に完成、平成24（2012）年に落慶法要が行われました。
拝観料　　無料
拝観時間　9:00〜18:00（縁日は20:00）まで
　内仏殿：1階は9:00〜17:45（縁日は19:45まで）／2・4階は9:00〜16:00（縁日は18:00まで）

Photo Canon EOS M3
H27.12.13
住所: 東京都江東区富岡1-17-13