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七里の渡し船着場跡〔宮の渡し公園〕(名古屋市熱田区)

桑名までの海路「七里の渡し」の舟着場だった宮の渡し公園
2017年09月21日
カテゴリ : 愛知県 > 観光 > 建物・史跡
江戸時代、東海道の宿駅があった熱田は「宮」とも呼ばれ、桑名までの海路「七里の渡し」の舟着場としても栄えていました。
常夜灯は寛永2(1625)年、藩の家老である犬山城主成瀬正房(正虎)が、父正成の遺命を受けて須賀浦太子堂(聖徳寺)の隣地に建立しました。承応3(1654)年に現在位置に移り、神戸町の宝勝院に管理がゆだねられました。寛政3(1791)年付近の民家の出火で焼失、同年、成瀬正典によって再建されました。
航行する舟の貴重な目標でしたが、その後風害で破損したため昭和30(1955)年復元されました。
時の鐘は、延宝4(1676)年尾張藩主光友の命により熱田蔵福寺に設置されました。正確な時刻を知られるこの鐘は熱田に住む人々や東海道を旅する人々にとって重要な役割を果たしてきました。
昭和20(1945)年の戦災で、鐘楼は焼失したが、鐘は損傷も受けずに今も蔵福寺に残っています。
現在、宮の渡し公園にある時の鐘は、熱田の古い文化を尊ぶ市民の声が高まり、往時の宮の宿を思い起こすよすがとして、この公園に建設されました。
ここ宮(熱田)の宿・神戸の浜から桑名宿までは、東海道では唯一の海上七里の海路で、東西の人々の行き交いが盛んでした。名古屋の本草学者水谷豊文、その門下生伊藤圭介、大河内存真らは、ドイツ人医師シーボルトが、文政9(1826)年2月オラン
ダ使節に随行して江戸へ参府する際と、4月長崎への帰路、宮の宿で会見し、教えを受けた。彼らは、名古屋の医学・植物学の研究に多大な貢献をしました。
安藤広重による「東海道五十三次」の中にも、宮の宿舟着場風景が描かれており、当時の舟の発着の様子を知ることができます。
(現地説明板などより)

Photo Canon EOS M3
H29.8.19
住所: 愛知県名古屋市熱田区内田町

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