白鳥神社（東御市・旧東部町）

白鳥神社は古代天皇の命を奉じて東征の途についた日本武尊が、この地に滞在されたことから白鳥神社と称し、古代から中世に栄えた豪族、海野氏の祖と伝わる貞元親王・善淵王・海野広道公を祭神としています。
建久2（1191）年、海野幸氏が現在の場所に白鳥神社の社殿を遷したと伝わります。また、海野氏と、その名跡を継承した真田氏の氏神として篤く奉祀され、真田信之（幸村の兄）により松代の舞鶴山へ（長野市松代町）分祀されています。
往古より本海野の住民を始め近郷近在の人々より産土神として崇敬の念を集め春と秋には海野宿の沿道に幟が立ち並び、例大祭が行われています。
この神社の社叢は、けやき・杉・槐 などの大木によって構成されており、 立派な鎮守の森となっています。
拝殿前のけやきの御神木は、胸高周囲約5.8m・樹高30mにもおよぶ大木です。
（現地説明板などより）

Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
H29.12.30
住所: 長野県東御市本海野１２０４